世界・宇宙は人の数ほどある

鳥が好きな少年がいく公園には

たくさんの野鳥がいる

野球選手を夢見る少年には

その野鳥は見えない。

野鳥少年が一年まつほど楽しみにしている

ある時期にしかこない

渡鳥の存在など

露ほどにも知らず

存在さえしない。

しかし、野球少年だった人が大人になって

山登りが趣味になり、

野鳥に興味を持ち出すと

街にも、公園にも

ありとあらゆるところに

その人から見た特有の野鳥が現出することになる。

今、見たいものが見えていない人も

自分のセンサー、波動を変えれば

なんでも好きなものを好きなように見ることができる。

これまでのように。


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