柴山治

米国ワシントン大学フォスタービジネススクール経営学修士課程修了|ベイカレント、メットラ…

柴山治

米国ワシントン大学フォスタービジネススクール経営学修士課程修了|ベイカレント、メットライフ、リヴァンプ等を経て、YOHACKを創業|デジタル戦略プランナー・危機管理プロフェッショナル|シアトルネットワーキンググループ主宰者|バックパッカー|著書『日本型デジタル戦略』など

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投資抑制から一転…「世界のお金」は生成AIへ

マグニフィセントセブン(GAFAM+NT)の動向から読み解く「お金の流れ」 2022年における「パンデミック後の需要増加」、「エネルギー価格の高騰」、「各国政府による財政刺激策の実施」により、世界的にインフレ圧力が高まった。労働市場が逼迫し、賃金が上昇したため、企業がコストを価格に転嫁する形でインフレが進行し、投資市場は冷え込んでいた。そんな中、ChatGPTが一般公開され、投資市場は再び活況を取り戻し、AI関連企業に資金が集中している。今後もこの流れは続くのか。マグニフィセ

    • メガトレンドである「生成AI」…経済や社会に与える影響や生成AIの未来とは――

      脳の3層構造から読み解くAIの未来 爆速で進化している生成AI。「そもそも生成AIって何?」、「IT・DXとの関係は?」「どのように利活用されているのか?」、「リスクはないのか?」。経済や社会に与える影響、そしてバックキャスティングで未来について探ってみた――。 1. 生成AIとは? 生成AIとは、コンピュータが機械学習や深層学習などで大量のデータを学習することによって、与えられたデータやパターンから文章や画像、音声など新たなデータを生成する能力を持つ技術のことである。20

      • 「物流クライシス」は世界的潮流だった…デジタル化で危機は乗り越えられるのか

        海外大手プラットフォーマーの失敗から学ぶ「物流の未来」 世界的に直面する「物流クライシス」に対して、どのようなデジタル対応が効果的なのだろうか。現実論としての落としどころを探ってみた――。 1. 物流業界の現状:世界と日本の違いを探る1-1. 世界の物流業界の現状  世界の物流業界は、デジタル化の波とグローバル市場の成長により大きく変化している。元々拡大の様相を呈していたEC(電子商取引)市場であるが、コロナ禍による巣ごもり需要の影響もあって、EC市場の成長はさらに加速し

        • 経営者が知るべき「DX後進国日本」の真の課題(深堀り考察)

          DXの本質とDX推進で起きること DX推進が叫ばれている日本だが、そもそも「DX」とは何なのか、という定義をはっきり持っている人は少ない。システム化によって業務を効率化することだろうか。それとも集客を自動化することだろうか。それは、かつて言われていた「IT化」と何が違うのだろうか? 「DXとは何か」について明確な答えを出し、DXが持つ真の力を解き明かしていく――。 ※本記事は、(株)オトバンク様が運営する「新刊JP」のインタビュー記事を一部抜粋し、制作した内容です。 1.

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