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実録40歳の婚活(31):20人以上お見合いをして、自分の重大な欠点に気づいた。

前回書いたトンデモお見合いの人とは仮交際になったのだけれど、あんまり乗り気にもなれないし、その後もどんどんお見合いを申し込んだ。

前回の記事はこちら。

契約期間ももうすぐ終わるし、とにかくラストスパートだと思って、ひたすら申し込んだ。
お見合いが成立したのはたった2人だったけど。

では、ラスト2のお見合い記録。

3つ上だったかな。
プロフィールのどこに惹かれて申し込んだのかすら記憶にない。
ラストスパートをかけたわたしは、もう婚活に疲れてしまっていたから、プロフィールをさらっとしか見ずにどんどん申し込んだ。

どんな人だったかというと、穏やかで話しやすい人だった。
あと、ハゲてた。
頭が寂しいのは本当に全然いいんだけど、プロフィール写真は正面から写したもので寂しい部分は1ミリも写っていなかったから、必要以上に驚いてしまう。
正面からの写真でも寂しい部分が分かる人の方が、会った時の驚きは少ない。

おぼっちゃまくんの後ろ姿がどうなっているかを知らないで、初対面ののちに後ろからついて行こうとした時の驚きと同じような感じ。
おぼっちゃまくんに会ったことはないけど。

あらゆる点で理想が高いことが、わたしが結婚できない理由のうちの大部分を占めていると自分でも分かっているのだが、口腔状態が良い人がいいという点はどうしても譲れない。
今回のお相手は、ちょっとそこが気になってしまった。
終始気になってしまい、さぞかしわたしは死んだ魚の眼をしていただろう。

帰り道、
「でもそれくらいならお願いして綺麗にしてもらえばいいよな、話しやすかったしあーいう人なら穏やかに暮らせそうだから、仮交際を申し込もう」
と思って申し込んだ。

だがしかし、仮交際が成立しなかった。

自分が仮交際を申し込めば成立するものだと、なぜかおごった考えになっていた。
そりゃ、死んだ魚の眼をした女とは仮交際したくないよな。
足も組んでたし。
わたし、体が歪んでいるからだろうか、座る時にどうしても足を組みたくなってしまう。
正直これまでのお見合いでも、この先には繋がらないなと思った時点で気が抜けて、足を組んでしまっていた。
お見合い開始直後はまだ緊張感があるからきちんと座っているけれど、気が抜けると途端に足を組む。
思い返すとかなり失礼だったな、と反省した。

もう20人以上お見合いをして今さらながら、自分には大いに問題があって、ここらでちゃんと眼を覚まさないといつまで経っても結婚できないなとハッとした。

もうあと1人しかお見合いしないのに。
今さらすぎる。

ラスト1のお見合いでは、ぜったいに足を組まず、生きた人間の眼をしようと思う。

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