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アラフォーが大事な土日を2日とも婚活パーティーに使った結果。

アラフォーの婚活ってもはや恥だ。

この土日、2日続けて婚活パーティーに行ったので、そこで気がついた事実と、恥をかいた話をする。

あと数ヶ月でまた年齢を1つ重ねてしまうから、急に焦り始めた。
誕生日がやってくることを意識すると、停滞していた婚活スイッチが入るのってあるあるだよね。

「誕生日まで本気で頑張ろう」って、そういえば去年も思った。
それで去年は、年齢が1つ増えるまでに婚活パーティーに10回行くぞ!と意気込んで、6回行ったところで心折れた。
あんなもん、10回も行けない。禿げる。

結局、禿げるのからは逃れ髪が伸びたくらいで、他は去年となにも変わらないわたしは、
「誕生日まで本気で頑張ろう」とまた今年も思ったのだ。

土曜も日曜も他に予定があったけれど、その予定の前にパーティーに参加。
休日の朝くらい、ゆっくり寝たかったのに。
インドアなわたしがこんなに行動するなんて、親が知ったら泣くだろう。
娘を誰かもらってください!と知り合い中に叫んで言って回るに違いない。
もう言ってもらってもいいんだけど。

結局、頑張った甲斐もむなしく、何もなし。

婚活パーティーって1人で行くしかなくて、たった1人で挑まなきゃいけない戦いだから、心折れずにモチベーションを保つことがとても大事で、わたしは、自分が割と若い層になれるパーティーにしか行かない。

28歳〜39歳対象のパーティーには行かずに、35歳〜45歳対象のものに行く。
そうすればたいていわたしは若い層になって、好印象を持っていただけることもあって、心折れずにいられる。
でもそうなると、だいたいパーティーの対象年齢って男性の方が高く設定されているから、男性側の対象年齢が40歳〜49歳とかになる。
その中で、45歳くらいまでの人と出会えたらいいなぁと思って参加してみるのだが、だいたいが49歳の男性たち。

結局、自分が傷つきたくないからと選んで参加しているパーティーでは、わたしが希望している年齢の男性には出会えないのだ。
ここはきっと、もっと若い層のいるパーティーに参加して、誰にも相手にされないことに耐えながら出会う、という奇跡を起こさなきゃいけないんだ。
何事も、ぬるま湯に浸かろうとすると成果は得られないってこと。

自分の市場価値は相当厳しいなと毎度のことだが思わされて、だんだん暖かくなってきて春の幸せな休日の昼間だというのに、わたしの心はあっという間に真冬に逆戻りだ。

そこにさらに冷たい水でも浴びせられたかのように、恥ずかしい思いをした。

昨日のパーティーは結婚相談所が主催しているパーティーだったようで、帰りがけに相談所を検討してみてはと声を掛けられたのだ。
事前のアンケートで「時間があれば話を聞いてみたい」というところに丸をしていたからだろう。

とっても物腰の柔らかい男性で、営業トークがとても上手で、自分がどんな婚活をしているかとか、色々なことを惜しげもなく話してしまった。
優し笑顔で話を聞いてくれたその男性の手元にふと目をやると、左手薬指には結婚指輪。
もうあえて意識をしなくても、結婚がしたすぎるから、挨拶と同じくらいのレベルで当たり前のように誰の左手薬指にでも目が行きますよこちらは。

結婚できない行き遅れアラフォー女の話を、恐らく30歳前後と思われる既婚男性が聞く図。
話してる途中から、この状況って客観視したらなんて恥ずかしいんだろう、と思った。
マッチングアプリの話にもなったから、もちろんやってますよと当然のように話したけど、「僕アプリの画面を実際に見たことがないから分からないんですよね」と。

おいおい若者よ。
そんな人生もあるんだね。
君、彷徨えるおばさんの話を聞いた今の気持ちはどんなもんだい?
今夜家に帰ったら、こんなおばさんがいたとかいう話を、妻にするのかい?

日常生活でも自分だけが未婚、という場面に出くわすことが多々あって辛いから本気で婚活しようとしても、こうしてまたここでも恥をかく。

思い返せば、去年バタバタと結婚していった友人たち、確かにわたしなんかよりずっと本気で婚活してた。
わたしには本気とか焦りが足りなかったのだ。
こうして婚活仲間がいなくなりたった1人になってしまった今、ようやく最後の本気スイッチ入った気がする。

諦めないで、恥をかきながらもまだ頑張る。

明日も婚活してくる。






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