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実録40歳の婚活(28):自信がありそうな男について。

つい先日、とある家族の出来事でプッツンして、もうまじでほんとにぜったいに一刻も早く結婚をしてやるぞと思った日の夜に、お見合いの申し込みがあった。
年齢はわたしが希望しているよりも少し上だったけれど、写真に写る姿はシュッとしているし、このタイミングの良さは運命かもしれない!とテンションが上がって、受けることにした。

お見合い当日は前職同期と集合してランチをし、かなり久しぶりに再会した同期もいる中、やっぱり人生が進んでいないのは自分だけだったので、さらに意気込んで夕方のお見合いに向かった。
もうそろそろ決めないと、本当にきつい。
精神がもたない。

休日の夕方のお見合いは初めてだったけれど、人が少なくてそれはそれで周りの空気が落ち着いていて良かった。
お見合いをする人たちで溢れ返っている日中は、同士がたくさんいる感じがして安心感はあるけれど。

担当者から電話があり、電車遅延で15分くらい遅れるとのこと。
おおらかな気持ちで待つ。
だって今日は、もうどうにか最後のお見合いにしたいのだから。

15分後、
「ぱいなっぷる子さんですか?」と後ろから呼びかけられ振り向くと、そこには結構良い感じの風貌のおじさんがいた。
わたしのお見合い相手は、例に漏れずおじさんではある。
それでも、十何人目にして初めて、写真よりもステキな人が来るという奇跡が起きた。
服装もオシャレだし。

でも無理だった。
相談所の中でステキなおじさんというのは、おそらく希少だし、そういう人って自分にすごく自信がある。
自信があるのは素晴らしいことだけれど、わたしはその人のそれはちょっと苦手だった。
最近のわたしの婚活の基準として「居心地がいいか、気を張らなくていいか、ありのままの自分でいられるか」みたいなところを重要視している。
となると、今回の人は無理だった。
変なこと言うと言い負かされそうな感じがしたし、なんだか下に見られているような感じがした。

あと、その人の労働環境がひどすぎた。
「24時間戦えますか」の時代よりひどい。
その時代のことはぼんやりとしか知らないけれど、24時間以上働いてるらしかった。

おじさん「職種は何なんですか?」
おばさん「事務職です」
おじさん「営業ですか?」
おばさん「え、事務職です」

ほらね、少し休んだ方がいいよキミ。

てなわけで、最後のお見合いにはならず。
もう焦りすぎてつらすぎて結婚したすぎて、来週トンデモお見合いをする。
こんな言い方ひどすぎる、ごめんなさい。
つらい。つらすぎる。
やっぱりわたしは今世、ロクな生き方をしてこなかったということだし、前世でもきっと悪いことをしたんだ。

トンデモお見合いについてはまたレポするので、ぜひ読んでください。ヨボヨボ。

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