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世界を恨んでいたけど、「ありがとう」に変わった日

整体。ヨガ。

これらの先生との出会いがなければ、今、わたしはこうやっていない、と断言できる。


からだに諸々の不調があって、運動どころではなかったけど、整体でヨガに通うエネルギーを得た。

ヨガをはじめてからは、

「これが必要だったのだ」

「今まで暗い霧の中にいたけれど、人生の方向がようやくわかってきた気がする」

と、興奮して熱心に通った。

スムーズにその方向に行けばよかったのだけれど……。

長年からだに降り積もった不調和は、そう簡単には離れてくれないし、そんなに簡単に離れる必要もないのかもしれない。

人生、そんなに、軽いものじゃないでしょ?


ヨガをはじめて3ヶ月経った、春。

元々、春に体調を崩しやすく、謎の体調不良を繰り返していた(不定愁訴になる自律神経の不調のやつ)から、珍しいことではなかったのだけれど。

人生最大の体調不良が訪れた。


からだを起こせない。

階段を上がれない。

眩暈がする。

発作が出る。

自律神経グラグラ。

お腹痛い。

ものも食べれない。

出るものも出ない。

異常なほど水を飲みたい。

飲んだら出る。

心臓はバクバク。

眠れない。

眠る度、何らかのひどい不調で起こされる。


人生で味わったことのある心身の不調が、代わる代わる、わたしのからだに訪れた。

好転反応っぽいとは思っていたけど、「病院には行くべきだ」とひとり這いつくばって病院に行き、血液検査をしてもらった。

あまりに心拍数が高かったから、バセドウ病かと疑われた。

結果、異状なし。

結果的に、数ヶ月はかかったけれど、何の治療もなしに治ったので、「そういうもんだった」のだろう。


「からだのデトックスかな」

と思うことは多々あれど、この最初の反応が一番激しかった。

多分……「それが必要だった」んだと思う。

わたしの人生、軽くないから、痛みなしに変わることなんて、ありえない。


この体調不良の間に、「わたし、人生まちがってた!」となったことを、鮮明に覚えている。

「間違ってた」というか、

「ありがとう」

と。


「なるべくして世の中はなっているのだ」

「フラれて恨んでいた元彼だって、事情があるし、役割を果たしてくれてありがとう」

「すべてのものに、ありがとう」


ちょっとヤバい感じに聞こえるかもしれない。

でも、それまで、わたしはこの世の中を"ひたすらに恨んでいた"。

そこから方向を転換した。

何故かよく分からないが、そうなった。

ヨガがきっかけ、なんだろうが、正直よくわからない。

"生きづらさ"が明確に軽減していったのは、ここから。


こころとからだを、クリアな状態にすること

感性をサビつかせず、磨くこと


多分、生きるって、こういうことなのかな。

としか、"今"のわたしには言えない。

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