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そるとが人生を考えてみた

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感受性が豊かで心身に不調を抱えてきたわたしが、人として生きることを考えてみた。
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#生きづらい

ポジティブを正だと思ってない

大丈夫 という言葉を使う時、躊躇してしまう。 自分に対してはいくらでも使うし、いくらでも使わなくてもいい。 でも、他人に対してはどうなんだろ? わたしは、失恋から希死念慮を抱いたタイプ。 誰からも言葉をもらいたくなかったから、経緯を誰かに話すことはなかったけど、もし「大丈夫」と言われたら……。 「大丈夫じゃねえよ」と怒るのか、「大丈夫」を受け止めるのか。 それは、物事の大きさと、言ってくれた人次第だなあ、って思う。 白黒ごちゃまぜの世界で生きていきたい。 物

わたしのキャンバスは、白くなくていい。

わたしのキャンバスは、白くなくていい。 生まれ持ったわたしのキャンバスは、 文字を書いても、まわりの人は誰も読めなかった。 わたしには、読めるのに。 まわりの人が「おかしい」と思ったけど、 どうやら、わたしが少数派で「おかしい」らしい。 白いキャンバスがよいとされていることを知り、 頑張って、たくさんのペンキでまっしろに染め上げ、生きてきた。 でも、あまりにも、つかれてしまったんだ。 わたしのキャンバスは、白くなくていい。 誰かひとりでも読んでくれるならば

苦しみが深い人が 優しいの

感じたことしか 想像できない 感じたことしか 引き出されない だから 苦しみが深い人が 優しいの 感性が豊かな人は 世界の豊かさを 体現できるの 出典: https://www.instagram.com/p/Ckr6Tx_vOqu/?utm_source=ig_web_copy_link 「鈍感になれ」 「周りに合わせなさい」 そう言われてきたけれど、わたしは疑義を唱えたい。 「わたしが合わせるべき」この世界は、そんなに素晴らしいものなの? なんで

自分で自分に鞭打つのは もうやめよ

条件反射で 100% を目指すから 動けなくなる ずっとそんな感じで しんどかったよね 自分で自分に鞭打つのは もうやめよ 今日できる分だけ ゆるゆる ゆっくり のんびり 外の世界が動き出す 出典: https://www.instagram.com/p/Ckrpk_Ovdny/?utm_source=ig_web_copy_link 今日のわたしのための、ことば。 試験前の一夜漬け。 普段は掃除したくないけど、大掃除をすると凝り始める。 全部、完璧

わたしが自由を手放して、取り戻すまで

わたしは庭を持っていた。 広い庭で、木々が植わり、草花が生い茂り、虫たちがいて、土の香りがする。 四季折々の様相を見せるのが楽しみだった。 * 母親がやって来た。 「雑草は汚いから抜きなさい」 「でも、活き活きとしてきれいだよ。それに、雑草っていう草はなくって……」 「言うことを聞かないと、ご飯をあげません」 子供のわたしは何も言えなくて、そのうちに植木屋さんがやってきて、一面の草花を抜いて、すべてゴミ袋に入れた。 茶色い土が見えて、虫たちはいなくなった。

弱いまま堂々と生きる。

わたしは弱い。 生まれつきの感受性の高さが、世の中に合わず。 こころとからだをすり減らし、弱くなってしまった。 こころとからだの不調を"アクセサリー"として持ったり、 「生きづらい」なんて言っちゃったり、 「発達障害」かと疑ったり、 「繊細さん」だなんて名乗ったり。 人間は人の性質をなんだって"勝手に"定義するし、正直、なんであろうが構わない。 あまりになんやかんや言われ続けたら、「うるせえ」ってなっちゃう。(口が悪い) さて。 わたしは弱くて構わない。