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[長期投資家の言]ギネス保持者から学ぶ頂点へ登る方法

8月も中旬を迎えました。

既に夏休み、今日からお盆休みなど、連休が続くという方も、自分が決めたことを粛々と実施していきましょう。

ところで、貴方は、冒険家の三浦雄一郎さんをご存知でしょうか?

70歳、75歳、80歳の時にエベレスト登頂に成功し、それぞれエベレスト登山最年長記録保持者として、ギネスブックに認定された人です。

三浦さんが、ある時インタビューで質問されました。

「頂上を目指している時は、目標に向かって歩いているという感じでしょうか?」

すると、三浦さんは、こう答えたそうです。

「いいえ、そうではありません。ただ目の前のあるものを乗り越えるだけです。今、ここを乗り越える。そしてまた今、ここを乗り越える。そうやって、エベレストのてっぺんまで登っていくのです」

つまり、目の前の1歩を繰り返し刻んでいく。

その繰り返しで、世界一高い、8848mのエベレストの頂上まで登っていったそうです。

確かに、理論的には、到着するまで登るのをやめなければ、誰でもエベレストの頂上に辿り着けるはずです。

問題は、そこまで一生懸命続けられるかどうかではないでしょうか。

ほとんどの人は途中でやめてしまいます。

途中でやめれば、何もやらなかったのと変わりません。

もちろん、挑戦のプロセスに意味はあるのでしょうが、成果を求めている時に成果を出さないと、ゼロと同じではないでしょうか。

実際、頂上まで登らないと、ギネスには認定されません。

つまり、一生懸命は成果につながる。

一生懸命でなければならないし、言い方を変えれば、1歩の方向性さえ間違っていなければ、一生懸命続けることで、成果は必ず付いてくるのです。

私たちも、最初からエベレストは無理だとしても、例えば、最初は東京の高尾山を制覇して、次は倍の高さの奈良の金剛山、さらに倍の岩手の岩手山、そして富士山を制覇して…、という風に、少しずつ目標を上げて目の前の課題に対して、自分ができることを精一杯やり続けることが、大事なのではないでしょうか。

お休みの方は是非、この連休も良い意味で一喜一憂せずに、日々の1歩を刻んでいきましょう!

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