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[長期投資家の言]情報の断捨離

選挙戦の合間に観るコロナに関するニュース。
もしかすると貴方も、
「もうコロナの話題はうんざりだ…」
とモヤモヤした気持ちを抱えているかもしれません。
私も昨年あたりから、そういったニュースを目にするようになって気持ちが沈んでいました。

しかし、たまたま、今年4月に役に立ちそうな情報を入手したので、今回は『情報との付き合い方』について、少し書いていこうと思います。

普段、受動的に情報を受け取っていると、その情報に対して感情的に反応してしまいます。

例えば、
「○○県で火災が発生」
「セルフ・ネグレクト(自分の世話ができない状態)の人が増えている」
「LGBT問題云々」
等々…。

でも、情報との付き合い方を少し変えれば、そういったマイナスの感情をある程度自分でコントロールし、心穏やかにすることができます。

そこでキーワードとなるのが『情報の断捨離』です。

英語ではメディア・リテラシーならぬ、メディア・ダイエットと言ったりもします。
簡単に情報が手に入る時代で情報の“食べ過ぎ”で消化不良を起こしているというのは、なんだか皮肉っぽいですね。

1.受動的に情報を受け取らない

情報の断捨離は、受動的に情報を受け取らないところからスタートです。

なんとなくニュースを眺めていたり、SNSを覗いていたりすると、自分が意識しないまま不安や不満、批判が目について、無意識のうちにマイナス感情に影響されてしまいます。

特にSNSは危険です…。

自由に発言できる分(それはそれでいいことなのですが)、心無い発言が平気で飛び交っているので、不意をついて「イラッ!!」とさせられたりします…。
皆さんも経験はないでしょうか?

「受動的にテレビを見るのは良くない」
というのは当たり前のこととして受け入れられていると思うのですが、自分の胸に手を当ててみると、意外に受動的に情報を受け取ってしまっていることがあるかもしれません。

2.情報は自分で選ぶ

「受動的に情報を受け取らない」
の逆といえばそのままなのですが、ポイントは、
・情報源/量を絞ること
・目的を持って情報を受け取ること


例えば、過度な量のコロナの話題に疲れていると感じているなら、それを頻繁に目にするメディアを意図的にシャットアウトする。
見るにしても、「○○するため」と目的を明確にしていれば、感情ではなく理性で情報を処理できるので、センセーショナルな見出しの記事が目に入ったとしても「目的の情報ではない」と理性で判断すれば、感情を挟まずにバッサリ捨てることができます。

「人間は環境の子である」

イギリスの実業家であり、労働組合の先駆けとなる団体を作ったロバート・オーウェンは、このように言っています。
今の社会情勢に影響を受けてしまうのはオーウェンの言う通り、環境の子である私たちにとっては避けられないことです。

ただ…、
なかなか変えることが難しい環境であっても、その環境への接し方やリアクションは、自分自身でコントロールすることができます。
投資でも日々の暮らしでも、情報との接し方を工夫すれば、余計な感情に振り回されることなく、あくまで冷静に、心穏やかにしっかりと前を向いて行動していけます。

もし今回の記事が貴方のお役に立ったなら、是非今日からでも『情報の断捨離』を実践してみて下さい。

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