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2023.3.30 アメリカを襲うサイバー攻撃の真犯人

貴方はマイナンバーカードを持っていますか?

総務省のデータによると、普及率は2023年3月5日時点で75%とかなり多くの人が持っています。

そして3月7日、政府はマイナンバーカードと健康保険証を一体化させる法案を決定しました。

ですが、国民からは情報漏洩が不安だという声も多く…。

本当に大丈夫なのか?
と問題になっています。

実は今、アメリカでも政府機関の情報漏洩が問題になっています。

その背景には、“ある大国”が絡んでいると言えます。
大国といっても中国ではありません…。

今回は、このアメリカの情報漏洩の裏側について少し書いていこうと思います。


アメリカ政府の穴だらけの情報セキュリティ

今年の2月8日、アメリカの国防総省で情報漏洩がありました。

所謂、機密情報ではないものの、特殊部隊の隊員の個人情報がパスワード無しで外部から閲覧できるようになっていました。

特殊部隊は当然、海外で特殊な活動に従事したりする、かなり重要な役割を担う軍人です。

その軍人たちの情報が漏れていたことは、かなり重大なピンチです。

この情報漏洩は、民間人から連絡があって発覚しましたが、修復までになんと12日間も掛かっていました。

また、FBIのコンピューターが、外部から侵入されていた事実も発覚。

2月17日、CNNがFBIの広報官によるハッキングを認めたと報道しました。

しかし、ハッキングされた情報やその犯人はよく分からない状況…。

これは、先日の中国気球問題に加え、アメリカは防空体制も情報セキュリティも穴だらけだと分かってきました。

世界を襲うハッカー集団の正体

2月2日~23日の3週間、欧米で5000人近くの被害者が出たランサムウェアの事件がありました。

ランサムウェアに感染したコンピューターは、アクセスに制限がかかってしまい、それを解除するためにお金が要求される不正プログラムですが、この約5000件のうち2000件近くは、フランスが集中的に狙われていました。

その他はアメリカ、ハンガリー、イタリア、ドイツなどランダムで、大企業の中枢コンピューターも被害に遭いました。

一体、誰が犯人なのか?
ということですが、これを考えた時、容疑者は2人しか浮かんできません。

ロシアと中国です。

中国は、この程度の実力と、それに伴う悪意を持っているとは思いますが、現段階での習近平としては、対米関係は悪化させたくありません。

気球問題で悪化してしまったので、まずは対米経済関係を改善したいところです。

そういった観点からすると、ロシアの可能性が必然的に高くなります。

今、ウクライナ戦争で、アメリカがウクライナへ兵器供与を進めているので、ロシアにとっては非常に不都合なことです。

そのため、アメリカの中枢機関を麻痺させたい。

そして、原発大国のフランスも麻痺させたい。

なぜなら、ウクライナ戦争のエネルギー的側面に、欧米の原発推進派がロシアの天然ガス輸出を憎んでいたことがあります。

そして、ロシアの海底パイプライン『ノルドストリーム2』をアメリカが破壊した可能性が高いことが分かってきています。

つまり、今回のサイバー攻撃は、こういった一連に対するロシア側の反撃ではなかろうかと推察しています。

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