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オカルト体験~幸せを阻む見えない存在

私の人生には

どんなに考えても

不思議としか思えない事が

いくつもあって


その中でも


思い出すだけで

後ろを振り返りたくなるくらい

恐怖を感じる出来事があるの



遠い昔に

知り合いの飲食店に

短期間お手伝いに行った事があって


その時に知り合った

同じ年代の女性と

何となく親しくなって


気がつくと

仕事終わりには

喫茶店などで話すようになったの



彼女が家族の事など

色々と話してくれている時に


人生経験があまりない

私ではあるけれど


「自分の人生を大事に生きた方がいいよ」と


彼女の人生に

影を落とす存在との

ご縁を断ち切ったほうが良いんじゃないかと

表現したの


その瞬間

コーヒーがちょうど運ばれてきた時

ウェイトレスさんが

置こうとしているコーヒーを

私の手が勝手に動き

振り払い


コーヒーはこぼれ

カップは割れて

私の手は軽度のやけどを

おってしまったの


自分がしてしまった事なのだけれど

私は泣きそうなぐらい

驚きと恐怖で

何も言葉が出なくなったの


その瞬間


彼女が迷いながらも

今まで誰にも話していないという

家族の秘密を話してくれたの


彼女の父親は

母親の友人と

軽い気持ちで

不倫関係になってしまったのだけれど

相手の女性は

彼女の父親と

真剣に未来を描いていたようで

縁を終えようとされた父親と

もめて

あやめてしまったそうなの


その事で父親は今も

刑を終えるために

その様な施設に入っていると

話してくれたの


その後

彼女の家族は

様々な不運が重なって

もう今は

この世界にいないと

語っていたの


不安を抱えながらも

自分の幸せを考えて

彼女は

資格を取るため

様々な事を学び

通いだした時には


青信号で渡っていたのに

車にひかれて

入院が長引き

学ぶ事ができなくなったり


婚約も何度かしたけれど

実を結ぶことがなく


一人は別の人に心が行ってしまって

解消したり


もう一人の人は

結婚が決まって式場の相談に向かう日

住んでいたアパートの

隣の部屋が火事になって

巻き込まれてしまって・・・


など


あまりないような展開で

なかなか幸せになれていない

自分の人生について

語ってくれたの


そして

その日の帰りに

たまたま少し離れていた

電柱の電気がチカチカしていた時


何気なく私が

「私って電気が強いみたいで

下を通るとピカってつくことが多いんだよ」と

何の根拠もないけれど

何度かタイミングが合う事があったので


そういいながら

電柱の下を通ると


ぴかっと電気が灯ったので

得意げに「ほらね」と

私が表現すると


彼女は

「私は下を通ると電気が割れるんだよ」といい

電柱の下を通ると

割れる音と共に

電気が消えたの


その瞬間

不思議な事が大好きな私でも


私にはこれ以上

彼女には何もしてあげられない事を

悟ったの


家に帰って

着替えをしていると


私が魔除けで身に着けていた

水晶のペンダントトップはなくなっていて

チェーンだけになっていたの


この話自体

私は家族にしかしていなくて


語る事で

私自身が

何かの病ではないかと

心配されるかもしれないなって思って

話す事はしなかったの


その日以来

なぜか

彼女と会えなくなって

会う事はなくなったの


見えないものが見えたり

様々な経験はあるけれど


勝手に自分の意志とは別に

体を動かされた事は初めてで

本当に怖かったの

この世界には

何度考えても

答えの出ない

不思議な力に影響を受ける事ってあって


それが良い方向での

奇跡としか思えないものも

きっとあるんじゃないかなって

感じているの


ちょっとした縁で出会った人に宿る

目に見えない存在が

入れ替わったりもあったりして


急に運気が大きく変わる事もあったり・・・


だからなのか

人は無意識に

今一番

運に恵まれている人や

多くの人が集まる場所に

足を運びたくなるのかなって

感じていたの


生霊や行いなどが

絶対的に存在するとは

思えないけれど


時に

関連性を考えてしまう

出来事はあるんじゃないかなって

感じていたの





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