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興奮させて! あがり症克服に必要な考え方

ライブの直前に・・・

去年のお正月の目標は、
「ギターを1分以上弾けるようになること!」でした。
弦を抑える指が痛くて痛くて、
弾き語りしようにも1分くらいしか続かなかったんです。

でもその年の4月くらいからメタバース上で
ライブをする機会をいただいたことで
1分しかできない・・・とは言ってられなくなり、
もうちょっともうちょっととねばり続けたら、
徐々に長く続けられるようになってきました。

そんな感じのギターのレベルだったので
ライブをするようになると、メタバース上のお友達が
よくこんな風に声をかけてくれました。

「緊張大丈夫~??落ち着いて、いつも通りにね!」

この声がけが一般的なんだろうなぁ、
優しさなんだろうなぁと感じるのですが
仕事柄、こんな風に反応してしまうのです・・・

「落ち着きたくない。興奮させて!(笑)」

興奮したいからやっている

音楽でもスポーツでも、きっと始めたばかりの頃は誰しも
楽しくて興奮して仕方がなかったんじゃないでしょうか?

ある程度できるようになってきたら、そういう感情の他に
「上手にやらなければいけない」という気持ちが生まれてきます。

その上、ステージや試合などでドキドキした経験をすると
「練習のように落ち着いてやらなければならない」と
思いはじめる人もいるかも知れません。

「・・・しなければならない」ばかりになってしまうと、
脳の性質上、防衛本能が発動して、よりドキドキしたり、
震えたり、汗をかいたりなどの症状が出る場合があります。

それによってうまく行かず、楽しい感情をすっかり忘れて
「上手にやらなければならない」「落ち着かなければならない」
という意識ばかりが高まってくる。。。

せっかく楽しくて始めたことなのに、
こうなると完全に苦行ですよね。

こうならないためには、
身体から湧いてくるエネルギー(ドキドキ)を
抑えようとかリラックスさせようとするのではなく、使うこと!

「私は楽しみたくて興奮したくてやっている!」
ということを忘れず、大興奮で臨むということです!

聴く側だって・・・

想像してみてください。
大好きなミュージシャンのライブに大興奮で観に行ったとしましょう。
そのミュージシャンが、ステージに
すーんと落ち着いて出てきたらどうですか?
「あれ?体調悪いのかな」とか「機嫌悪いのかな」と
ちょっと心配になりません?
やっぱりお客さん以上に「イエーイ!」って感じで
興奮した感じで出てきて欲しいですよね!!

音楽だけの話ではありません。
人前で話すのだって同じですよね。
「私はこの商品をみんなに説明します(すーん)」より
「私はこの商品の素晴らしさをみんなに伝えたいのです!(大興奮)」
のような熱量のこもったプレゼンのほうが、
きっとお客さんにも伝わります。

エネルギーをしっかり使って、演奏したりトークする方が
断然楽しいし、気持ちいいし、みんなにも伝わるのです!

極度のあがり症の人は

この話を聞いて、「なるほど!いける!」と思えて
本番を楽しめる人は問題ありません。

「いや、そう言われても無理~」と嫌な気持ちが反射的に湧いてきたり、
強く症状が出てしまう極度のあがり症の人は、
事前のメンタルトレーニングが必要です。

メンタルトレーニングで、
本番を「楽しみ!」と思えるようにすることが克服への近道!
ぜひ一緒に、楽しい本番を迎えられるようにしましょう!!

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