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売上倍増計画をプロデュースするヒット商品サポーター 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。

高いパフォーマンス力を期待して採用した人材が全く使えなかった、良い人だと思って採用したら職場の輪を乱す問題児になったなど、人材を巡って「こんなはずじゃなかった」というケースは多いと思います。
プライベートの場でも、結婚相手がDVに走る、ギャンブル癖があるといったことで悩んでいる人も少なくないと聞きます。
そこでふと疑問なのが、なぜそんな人を採用したのか、そんな人と結婚したのかです。
しかし、こういうケースで当事者にそう聞くと口をそろえて「わからなかった」と答えられます。
確かに、そうした問題を起こす人は自分を「良い人」に見せるのがうまいのでしょう。
しかし、一方でそういう人にほとんど騙されない人も確実に存在します。
個人的なことを言うと、そういう危険な人にはなんとなく違和感を感じ無意識に遠ざけて来ました。
それを言語化できれば採用や縁談に悩む人の役に立てるのではないかと思いますが、なかなかそれが難しいのが実情です。

ただ、全く伝えきれないわけではないんですよね。
なぜトラブルメーカーになりそうな人に違和感を感じるかと言えば、表情やしぐさからなんとなく読み取れるからです。
人間、ある程度の年齢になると思考は顔つきや態度に現れます。
顔は思考を反映した表情が表情筋に記憶されますから、顔つきを見ればある程度思考が読めるというわけです。
態度も同じです。いくら猫を被っていてもふとした瞬間、ちょっとした身体の動きで本性は透けて見える。それを読み取れるかどうかなのです。
ただ、例えば、問題のある人の動画を見せて、こういう表情やしぐさがうんたらかんたらと説明されたところで、今まで完全に無防備だった人がそれ理解し人を見る目を見に着けられるかと言えばNOなんですよね。
では、どうしたら良いのか。
よく多くの人の言動を観察するべきだと言われますが、それでは非効率です。

そこで私が今考えているのは、演劇を使った方法です。
役者、特に映画などの俳優は画面の中でリアリティのある人物を表現しなければなりません。
それが犯罪者や精神を病んだ人など非日常的なキャラクターの場合もあります。
本来の自分とかけ離れた役になりきる時、役者さんがどのように表情や体の動かし方などを工夫しているのかを教えてもらえれば大きなヒントになるのではと考えている次第です。
いつかそういう研修を25年以上好きな某有名俳優さんの個人事務所と一緒に作り上げられたらいいなというのが今の目標のひとつです。

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