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【転職体験】金融機関から成長企業へ転職を決断したAさんの物語。

こんにちは!営業職のための転職伴走サービス、法人営業転職ナビです✨

この記事は
・現職に違和感を持っているが具体的な行動に移せていない人
・転職のメリットについて知りたい人
・転職活動の全体像をつかみたい人
などにおすすめ👀

5分ほどで読める記事となっています


キーワードは「なんとなく」


キャリアは靄がかかった気分になるときがありますよね。

大学卒業、文系学生の7割が配属されるとされる営業職。
「なんとなく」営業職からキャリアをスタートしたが数年経って、
これでよかったんだっけ?と、もやもやする人も多く見受けられます。
今回は、そんな小さな自分の違和感からキャリアチェンジをすることになったAさんの体験談をお送りします。

新卒時代のAさん

今回、インタビューしたAさん(29歳)は、かつて業界大手の金融機関で法人営業職として働いていましたが、現在はファイナンス業務を効率化するSaaSプロダクトを展開する上場ベンチャーの営業職に転職して働いています。

平田:Aさん、まずは自己紹介をお願いいたします。

Aさん:はい。現在はファイナンス業務を効率化するSaaSプロダクトを展開する上場ベンチャーの営業職に従事しています。以前は業界大手の金融機関で法人営業職として働いていました。

平田:新卒で金融機関に入社した理由は何でしたか?

Aさん:大学時代はテニスサークルの幹事長を務めるなど、楽しい大学生活を送っていました。就職活動を始めた当初、私は持ち前のコミュニケーション能力を活かす仕事をしたいと考えていました。
また、祖父が経営者だったこともあり、企業の成長を支援する仕事に興味がありました。そこで、金融機関での法人営業職が、私の目指すキャリアに適していると感じたことが、入社を決めた理由の一つです。

転職はしたいけど、転職活動はめんどくさい

平田:金融機関で働く中で、転職を考えるきっかけとなった出来事は何でしたか?

Aさん:当初は金融機関での仕事が充実していて、周りがベンチャー企業などに転職していくことにあまり興味を持っていませんでした。
しかし、コロナ禍をきっかけに一部在宅勤務が始まり、スマホを触る時間が増え、将来の日本や経済情勢に不安を感じる記事を目にすることが増えました。それに伴い、自分が法人営業職で歩んできたキャリアを振り返る機会が増えました。
10年後にも営業を続けている自分を想像し、徐々に飽きている仕事や上司の顔色を伺って仕事をこなしていることに危機感を感じるようになりました。

平田:それでも、すぐに転職活動を始めなかった理由は何ですか?

Aさん:「うちの会社は長くいれば年収も高いし、流石に潰れないだろう」という安心感から、転職を考えるほどではないと自分に言い聞かせていました。しかし、その後、自社の店舗統廃合のニュースを知り、驚きました。
働いている企業の将来についても不安が募るようになりました。

ある日、同期のBさんと飲みに行った際に、彼が30歳前に転職しないとやばいと考えて転職活動を始めたことを知りました。
その時は、「焦る必要ないじゃん」と思っていましたが、
「なんとなく」不安が拭いきれず、帰り道にスマホで「法人営業 転職」と検索して見つけたサイトに興味を持ち、LINEアカウントを追加しました。

なんとなくをそのままにしない

平田:転職活動を本格的に始めたきっかけは何でしたか?

Aさん:正直、転職活動は面倒くさいと思っていましたし、転職をすすめるエージェントに対して不信感を抱いていました。
しかし、自分の市場価値を知りたいという気持ちはあったので、公式LINEの法人営業年収診断を利用しました。15問の質問に答えた結果、現職の年収と同じ500万円と判明しました。「意外に条件は悪くないんだな。」と思いました。その後、いくつかの求人情報が送られてきたことで、「なんとなく不安があるくらいなら、年収維持ができる企業に転職してもいいかもしれない」と考えるようになりました。

平田:転職活動を通じて、自分自身について気づいたことは何ですか?

Aさん:初めてのキャリア面談を通して、自分の価値観やこれまでのキャリアについて深く考える機会になりました。ただそれ以上に印象に残っていることがあります。私を担当していたキャリアアドバイザーに初回面談の最後に、「Aさんってなんとなくって言葉よく使いますよね。」と一言。
自分が無意識に曖昧な受け答えをしていたことに少しショックを受けました。それをきっかけに、転職活動のためもありますが自分がこれまで選んできたことや、これまで頑張ってきたスキルや価値観をしっかり振り返ることにしました。

自分の強みを過去と紐付ける

平田:何度も面談する中で得た自分の価値観や、それに基づいた転職先の選定基準は何でしたか?

Aさん:自分が営業で培ったスキルを言語化することができ、傾聴力が強みだと認識しました。その背景には、幼少期に母親から「人の話をちゃんと聞きなさい」と言われていたことが影響していました。そこで、自分にとって良いキャリアを歩むために、「傾聴力を活かせる仕事」、「将来性がある業界」、「自分が成長できる環境」を転職先の選定基準にしました。また、いくつかの求人情報を見ていくうちに、テクノロジー関連の企業に興味を持ち始めました。特に、ファイナンス業務を効率化するSaaSプロダクトに惹かれ、今の上場ベンチャー企業に転職を決めました。

若手営業パーソンよ、成長企業へ、いけ。

平田:転職してから、仕事や生活に変化はありましたか?

Aさん:転職してから、仕事に対する意欲が高まりましたし、自分の成長を実感できるようになりました。以前の金融機関では、安定した環境で働いていたので、自分がどれだけ成長しているのか分かりづらかったのですが、今のベンチャー企業では自分の働きがダイレクトに結果に反映されるので、やりがいを感じています。また、社風もフラットでオープンなので、社員同士のコミュニケーションがとても活発で、楽しく働いています。

平田:転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

Aさん:まずは自分自身と向き合って、自分が何をしたいのか、何が得意であるのかをしっかりと見つめ直すことが大切だと思います。転職を考えるきっかけが「なんとなく不安」であっても、その不安を解消するためには自分の価値観やスキルを見極めることが必要です。また、転職活動は大変ですが、自分に合ったキャリアを築くための重要なプロセスなので、焦らずじっくりと取り組むことが大切です。

いかがでしたでしょうか。
Aさんの転職体験を通じて、読者の皆さんにも何か参考になることがあれば幸いです。Aさんのように「なんとなく」を言語化したい方は、
担当カウンセラーとの「営業スキル・価値観言語化面談」をLINEよりご予約ください。

詳しい弊社のご紹介はこちらになります。

この記事を書いた人

平田 一茂 株式会社ジコウ / 代表取締役
○1991年神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。
新卒で株式会社ベネッセコーポレーションに入社。
九州エリアの教育機関へのコンサルティング業務、教育関係者向け研修・講演実施多数。
2017年Indeed Japan株式会社に中途入社。大手企業向け営業組織の立ち上げMgrを担当。
Reapra Japanにて、福岡オフィスを開設し起業家への投資・ハンズオン支援に従事。
2021年「あらゆるおとながじぶん色の豊かさを探求し続ける社会を創る」をミッションに株式会社ジコウを創業。現在、営業職のためのキャリア支援事業「法人営業転職ナビ」を展開。

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