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美味しいランチとともに考える

今日は天気予報を信じたら、思いの外暑くてびっくり。なんじゃこりゃ
台風も近づく中、貴重な日差しチャーンスなので出かける前に植物を軒先にぶら下げました。日差しを逃さず光合成がんばれ。


今日は私の地元を、元職場の方々とめぐってきました。
小学生だったら「いちにち、とてもたのしかったです」と日記に書きたいところ。いや、その一言じゃ足らんだろうに。


観光地が点在している私の地元。
いつもはあまり足を運ばないエリアをめぐりました。
ここは有数の果樹地帯。ぶどう・桃を作る農家さんが多い。
駅の名前にも「ぶどう」が入るくらいの押しっぷりです。
(名称変更の際に「え…ぶどう…」と当時引いたの覚えています)

加えてワイン醸造も盛ん。大小醸造所が点在しています。
今日は各醸造所のワインが楽しめるセンターに行き、試飲を楽しんでいただきました。(運転手なもので、眺めて楽しみました)

試飲ができる場所は、それは広い場所でそこにずらりとワインが並んでいます。地元民なのに足を運んだのは初。
赤・白・ロゼ。その中でも甘口・辛口など
ワインといってもこんなに複数あるのかと感心してしまいます。


ランチをそのエリアで食べていると、お連れした方から
「この地域一丸になってワインに力を入れていて、それが観光資源につながっているんですね」
と感慨深げに語られていました。


その方々が暮らす県でもワイン醸造をやっているエリアがあるのですが
ここまで「売り出そう」という感じではないとのこと。


ひとくくりにするのはあれですけど、やっぱり県の特色があるんですよね
とお話ししていたのを聞いて

「私はこの県、というか県民性いつもマイナスにとらえていたわ!」


ということに気づきました。

私が暮らす地元は、割と「仲間意識」が強い場所だと感じています。
独特の会合システムがあったり(いまだに仕組みが不明)
何かタッグを組むときに「いいねいいね」とどんどん協力を濃くできると思うのですが…

ただ「外から入ってくる人」にはあまり優しくないというか。
俺っち仲間同士だけど、おめぇ見ねえ顔だけど何物?
みたいな(すみません。抽象的で)

慣れてくると「俺たちこれでいいよなぁ。」「そうそう」
といった風に「我々最強」という謎の自信につながり
あれ…そうでもないけどが届きにくい。


でもそうか、地域のよさとかどうやったら盛り上がるかね
どうやったら来てもらえるかね
そこに住む人たち、行政もそうだし、NPOなどなど
課題に向かっていくときにはきっと「素敵な化学反応」に至っていくんだろうなと思いました。

やっぱり「別の土地からやってきた方」から見える視点て本当に勉強になるなぁと内臓にググっときました。


私はどうやら一か所にずっといると「いやいや大したことないっすここ」と
卑下しがち。ここに住んでいる人に失礼だわ
やっぱり、積極的に「ここではない場所」に訪れて
外から見る地元視点を定期的に入れていくようにしなきゃです。

だから、来月あたりには…ちょっと足をのばしたい。わけのわからんウイルスの邪魔が入らないことを切に念じながら…えいっ



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