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物欲との向き合い方

新しく欲しいものがなくなりつつある。

その実感を覚えます。
また、今年の家計簿の記録がそれを裏付けています

理由は単純で
必要だと感じているものを揃えたからです。

物欲は下記の要素で成り立っていると考えます。

①欲しいものを持っているかどうか

②数が必要かどうか

③質あるいはブランド性

これらの組み合わせによって物欲という欲望を形成しているのだと感じます。
モノを持たないという生き方は現代社会において難しいので、どこまでを追及するかが物欲とのつきあい方だと思います。
そして、自分自身の満足効用度を早めに見つけることが物欲の沼から抜け出す方法だと思います。

足るを知る人は①しか基準にないだろう。
必要だと思って買ってもまだ満足してない人は②や③を求めるだろう。

表現を変えると、
満足効用度をどこで打ち止めるかに帰結すると考えます。

話を戻しますが、筆者の物欲が押さえられているのは、①~③の現象を現物が満たされつつあることです。

社会人になってからの出費ですが、①~③のバランスでうろうろし、ある程度の考えを得られたつもりです。
特にお金をかけたモノは下記の2つです。

1.スーツ、シャツ、私服に金をかける
とにかくいろんなものを手当たり次第試しては買いました。
ワイシャツに関しては10ブランド以上を今まで購入しています。
すでにモノは揃っているので、新しく買っていません。
傷んできたら、今まで持ったことにお礼を覚え、自分の気に入ったブランドのものと入れ替えることが今の楽しみです。

最近は新卒のときに購入した鎌倉シャツが5年越しに袖がほつれてきたので別れを告げ、新しく買い換えました。

2.高級品 皮製品、時計など
徹底的に調べて気に入ったものを買う
調べるのはブランドだけではなく、そのものにまつわる情報を含む

例えば、
男性モノは靴と鞄と財布はトレンドがない
という考えがあります。
つまり、ある程度良いものを買えれば、長く飽きずにコスパよく使えます。

男性の靴好きな理由はここにあると思います。
靴は手入れをすれば長く使えます。
ある程度数を揃えたら、引退するまで使用も可能でしょうか。

かくいう私も新卒のときに購入したスコッチグレインは未だ修理にも出さず、6年間健在で使っています。

これらの長く使えるものもほぼ揃ったので、新しく買い足しをせずとも満足しています。

社会人歴はまだ6年目ですが、
5年目辺りから足るを知るという心境に近づきました。

つまり、モノとそれなりに向き合ったからこそ物欲との向き合いかたを見つけられたのだと考えています。

ちなみに、現在の私が欲しいものは車です。

これは単純に車を持っていない①の理由と、
私の長所である柔軟性、機動力の高さを上げるためです。

私の場合、地方や郊外にいる友人が多いので、移動費でかなりお金を使う方です。
特に、地方に関してはよく出掛けるので、足として持っていたら、、と思うことは度々ありました。

また、電車では遠いが、直線距離だと実家が近いというのも挙げられます。
私は遅生まれなので、両親はすでに年金暮らしをしています。

かといって実家に戻るほどのことではないので、ちょっと顔だすぐらいの距離感が私にとってちょうどいいと考えています。

車はいわゆる、固定費用としてかかるからオススメされない代物ですが、
それはその人の生き方によると思います。

根本を考えると、
自分にとって何が大事にしている価値観なのかに全ては帰結します。

私は必要な物とこだわったものを所持して、物欲は満たされている。
だから、新しく増やして買おうとする物欲は減りました。

人によって欲望の際限は変わります。
自分にとってどこまで突き詰めたら物欲が下がるのか。
本記事がその参考になれば幸いです。

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