コンビニではたらくこと

一個前の仕事は、

「コンビニオーナーに店舗指導をすること」でした。

実際にはそこまでたどり着けませんでしたが(笑)

新卒で入った会社を2年ぐらいで辞めて、

一攫千金を夢見てコンビニチェーンのスーパーバイザーを目指して入社しました。

さすがは大手!分野はコンビニで最先端!

というのも束の間、すぐに心身ともにめげてしまいました。

小売業やサービス業というのは、一般的なサイクルと違う生活になります(でもその業種でも多くのひとが頑張ってます!)。

入社前のイメージや、一般的なイメージとしては

土日出勤/平日休み
長期休暇は無し
店舗ごとのノルマがひどい

というようなものだと思います。

もちろん大当たりです(笑)むしろそれを良しとできる部分もあります。慣れたら全然それは苦ではないです。

ぼくがいた店舗はまだましだったのかもしれませんが、もっと根本的に考えさせられることがありました(というよりもやりようのない問題でしたが...)

なんこか紹介したいと思います。

生活は仕事、仕事は生活

うまく言えませんが、「お前の物はおれの物、おれの物もおれの物」みたいな感じです(笑)

24時間365日やってることによって、

いつでもどこでも電話が鳴りやみません。冠婚葬祭で休んでるときですら「シフトの写メおくってください」という内容の電話がかかってきました(笑)

また、「明日やっぱり出勤」「やっぱり○○日休み」「やっぱ来て」「いまから来て」が頻繁におきます。飲んでしまってるにもかかわらず、いまから来てが発動したときは震えました(笑)家庭が崩壊する人を何人も見ました(笑)

数字はえげつない手段でつくるべし!

シーズンものの商品を買わされる「自爆」というやつはまだわかりますが、ぼくはポイントカードを8枚持ってました(笑)

「お客様からの売上<内部での購入」

なんじゃないのかな?と言うものもたくさんありました。とにかく数字です。手段やプロセスではなくて結果です。「法に触れてんじゃね?」ってやつもあります。ちなみによくみるコンビニで路面に机とか出して食い物売るやつ、あれは食品衛生上ペケです。しょっぴかれてしまえーー(笑)

最後に

いやいや小売業みんなそうだから....

というお声もあると思いますが、それはもちろん理解してます。

ただコンビニという生き物は目まぐるしく形を変えていっています。これに順応するための犠牲者が働き手なんだろうな~ということです。(今回あんまりうまく書けなかったな....)

単身世帯需要を!高齢者目線で!という背策はたくさんありますが、

働いてるこっちが単身なんだけど...

アルバイトさん高齢者なんだけど...

という事態に陥ってしまうことが多いです。

目まぐるしく形を変えて、社会に貢献する業種だからこそ、働き方やマネジメントのあり方、何を提供するのか?ということを目まぐるしく変えてほしいものでした。

コンビニエンスって、

都合がいいと言う意味もあるみたいなので、

コンビニエンスな社員が爆誕し続けてしまうのかと思うと、震えます(笑)


おしまい


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