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【モロッコ】ラム肉とパンだけなのに!

モロッコでの楽しみの1つは、ストリートフードを楽しむこと。

私のパートナーのイスマイルもそうですが、
一般的なモロッコの人たちって
「レストラン」で食事をすることってほとんどない。
(もちろん、人にもよりけりですが)

日本人と比べて「ちゃんと外食する」という習慣は薄く、
家庭では1食を2時間くらいかけて作るくらいだから、
「ちゃんと家で食べる」といったイメージが強い。

ところが、カフェや手軽に食べられる屋台では
多くの現地人をみかけるんです。

とりわけ、安くて美味しいローカルなストリートフード店には、
多くの人がひっきりなしにやってくる。

でも、観光地の中心から少し離れているか、
ちょっと見つけにくい場所にあることもしばしば・・。

そんな中、観光地の中心にありながらも、
感動したのがオーブンで焼いたラム肉が名物のマラケシュのお店でした。

この日のランチ時は、丸ごと焼いたラムのオーブン焼きのみのメニューしかなく、多くの人が群がっていたのですが、タンジーヤなどもある様子。

※タンジーヤとは、クレイで作られたに粘土で作られた素焼きの壺に
肉や塩レモン・スパイスなどを詰め、公衆浴場である「ハマム」の火の近くにてじっくりと調理する煮込み料理です。マラケシュ名物の料理。

前回モロッコへ渡航した際には、

「お店がなくなってる!!!」

と残念に思っていたけど、どうやら改装中だったのか、
イートインスペースが増えたとかそうでないとか...

いずれにしても、マラケシュでリピートしたいナンバーワンのお店です。

↓焼きたてのラム肉を量り売りしている様子。

たしか、1kgで150dh(約1900円)。

モロッコにしてはちょっと高めなのだか
元王のシェフのお店ともあり、
知り合いの現地の人のオススメで知れた場所です。

でもですよ?
これ見てもらったらわかるんですけど、ラム肉とパンだけなんです。

元王のシェフのお店ですよ?

写真だけみたら、え?これ?
みたいな感じだと思うんですけど。笑

でも、
「シンプルなのにこんなに美味しいの!?」

という感動はモロッコで何度も味わってきて
私自身、食や料理に対する向き合い方が、すっごく変わりました。

モロッコ料理ってスパイス使うし複雑に見えて
すっごくシンプルなんです。

でもシンプルなものこそ
コツがあるし、料理に向き合う姿勢が問われる。

日本で言うと、だし巻き卵のイメージ。
(わかりずらいか。)

料理ってこねくり回すんじゃなく
いかにシンプルで美味しいかなんだって
気付かされた体験でもあります。

↓あとこれ

写真では分かりにくいんですけど、
左上のパンが少しテカッてて、
右上のパンとは違うんです。

実はこれ、羊の脂を染み込ませたパンなんです!

こ、これが美味しいったら何の!うへへ

脂の甘みがパンの風味と合ってて
ぜんぜんしつこくない。

確か2つはセットでついていて
普通のパンは好きなだけ持って帰れました。

書いていたら、よだれが...

モロッコへ行く機会があればぜひ行ってみてください^^

Chez Lamine Hadj Mustapha
📍J2G6+QV5, Derb Semmarine, Marrakech 40000 Morocco


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