モロッコから帰国して

モロッコと日本の2拠点生活を経て昨年帰国。精神性や意識と日常のあり方を探求してる人。現…

モロッコから帰国して

モロッコと日本の2拠点生活を経て昨年帰国。精神性や意識と日常のあり方を探求してる人。現在はモロッコ人パートナーと日本で素朴な生活を楽しみながら、現地ツアーや間借りモロッコ食堂を通してモロッコの魅力を届けてます。生き方や暮らしと向き合う日々の覚書。

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料理に正解はない、人生にも正解はない

「料理が好き」 というのは、振り返ってみたら 子どもの頃からそうであったと記憶していて たしか、家庭科の料理の時間もはりきっていた子どもだったな。笑 でもそうかといって、これまでに お金を出して料理を学びに行ったことはないし 料理を仕事にしよう!と思ったことも実はない。 私の中では「料理=仕事・経済」という考えはなかったように思います。 ・ただ自由に自分の好きなものを作る ・面白い食材を見つけたらそれで何ができるのか調べてみる ・異国料理を調べて作ってみる ・知識や食

    • 固定観念が剥がれる瞬間を体験することは人生の宝である

      生きている中で、 そして、これから生きていく中で 何が自分の人生であり続けてほしいかを考えた時、 ふとでてきた答えは 「固定観念が剥がれる瞬間を体験すること」 というものでした。 20代の時、 固定観念という言葉すら気にもとめることなく 「ああしなければ」 「こうして生きねば」 みたいな沢山の不要な思い込みをかかえて生きていた。 そこに気づいていなければ、 きっと、いや、絶対に今の自分はいなかった。 でもそうかといって 固定観念を持っていない人などいないんです。

      • 心のコンパスの針はいつだって、あなたの進む方向を刺している

        15歳の時、ある俳優さんのインタビューをテレビで見て、「もし少しでも英語が話せるようになったら世界中の人とコミュニケーションがとれるのかもしれない!」と、やたら興奮した。それで、国際高校に進学すると決めた。 16歳の時、アメリカ短期留学で人生初の海外に渡った。ホームシックになんて一瞬たりともならず、あっという間に時が過ぎた。海外が大好きになった。 17歳の時、同じクラスのオーストラリアからきた留学生とやたらと話した。学校終わってからも遊んでた。科学?理科?の授業で、先生の

        • 料理に対する意識や感覚の変化が日常に影響を与えたこと

          料理ってこねくり回すんじゃなくて いかにシンプルで美味しいかなんだ! そう気付かされたのがモロッコの生活でした。 それから、 「日常の食べるための料理」だったのが 「自分のライフスタイルの中の料理」と 料理の時間に対する向き合う姿勢が変わっていった。 「食べるための料理」といっても 私はとにかく食べることが好きで、 「美味しい!」という時間が何より大切なので笑 適当にやっていたわけではなく それなりに料理に関してはエネルギーを使っていた。 でも、そのエネルギーの使い方

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        料理に正解はない、人生にも正解はない

          ポジティブな人間はいない。ポジティブ変換が上手なだけ。

          最近、ちょっと自分的にすごく衝撃な気づきがありました。 それは、 ポジティブな人間はいない という事実。 なんで衝撃だったかというと、 私自身、自分のことポジティブな人だ(と思っていた)から。笑 実際、楽観的だし、細かいことは気にしないし 幼少期のころはかなりのオテンバで明るい子どもだったし 周りからも「陽」だと言われていて、 自分でもポジティブな人だという認識があった。 でも、世の中の理(コトワリ)を理解した時、 この世界の万物、全てのことがらが 隠と陽の両側

          ポジティブな人間はいない。ポジティブ変換が上手なだけ。

          人生とは壮大なクリエーション

          会社員を辞めた直後、私は、ただの私になった。 〇〇の会社の〜 とか、 〇〇の仕事をしている〜 とか、 自己紹介する時の 自分の名前の前につける 肩書きがいっさいなくなった瞬間、 自由で開放感 そして高揚感のような感覚の中に 一握りの不安が入り混じったような そんな感覚を胸にいだいていたのをよく覚えています。 そこからどうやって生きて行くのか、 しかもパンデミックの真っ最中 どこも国境が閉まっている中 物理的に国境が開けば すぐにでもモロッコへ行きたくて 身軽でい

          人生とは壮大なクリエーション

          【モロッコ】ラム肉とパンだけなのに!

          モロッコでの楽しみの1つは、ストリートフードを楽しむこと。 私のパートナーのイスマイルもそうですが、 一般的なモロッコの人たちって 「レストラン」で食事をすることってほとんどない。 (もちろん、人にもよりけりですが) 日本人と比べて「ちゃんと外食する」という習慣は薄く、 家庭では1食を2時間くらいかけて作るくらいだから、 「ちゃんと家で食べる」といったイメージが強い。 ところが、カフェや手軽に食べられる屋台では 多くの現地人をみかけるんです。 とりわけ、安くて美味しい

          【モロッコ】ラム肉とパンだけなのに!

          「何かをしている時」の「何に自分の心が震えているのか」を知る大切さ

          料理って自分にとって何なんだろうと向き合った去年、たまたま読んだある人の記事を読んで、はっ!!としたこと。 それは、自分は「料理ができるまでの感覚、閃めく瞬間」が好きなのだという点でした。 同じような感覚を持っていて、そういう時間が好きで料理をしている人がいると知れて嬉しかったのをよく覚えています。 人に料理を食べてもらうという場面では ・相手が美味しいと感じるのか ・相手に喜んでもらえるのか 相手に何を求められているのかもすごく大切になる。 それはきっとお店だろう

          「何かをしている時」の「何に自分の心が震えているのか」を知る大切さ

          自分の好奇心を追い求めていった先にたどり着いた「日々の暮らしや料理と精神性。」

          料理やテーブルを取り囲む空気が とても好きなんだと気づいたのは、 パンデミックの中で渡ったモロッコで 思いがけず始まった現地の人との生活でした。 とりわけ、家で食べる食事というものは、 子どものときから、大人になった今になっても、 どこの国にいても、格別なものだと感じます。 私は物心ついたときから食べることが大好きで 根っからの食いしん坊。 でもかといって、 高級でおしゃれなレストランを探すことにそこまで興味はなく 穴場みないなB級グルメ的なお店へ行くことが好きでした

          自分の好奇心を追い求めていった先にたどり着いた「日々の暮らしや料理と精神性。」