見出し画像

「アフロのおんなのこ」「My prayer」がうまれた物語

少しずつCecilのことを知ってくださる方が増えてきて嬉しいです!
作品、ひとつひとつには大きな意味と想いがこめられています。作品がうまれる瞬間にはそのときに強く感じた感情や周囲の環境が大きく影響します。今回はこの「アフロのおんなのこ」が生まれた背景をCecilから聞き、是非みなさんに伝えたいと思いnoteを書きます。

クラウドファンディングのリターン、
https://camp-fire.jp/projects/view/268774

stickerやタトゥーシールにデザインされていた「アフロのおんなのこ」。

画像2

「アフロのおんなのこかわいい!Tシャツにしてください」とのご意見をいただき、早速CecilとBongに依頼。すると、Cecilがびっくり!お客さんにこの絵の意味が伝わったのかな?と。このアフロのおんなのこが生まれた背景を教えてくれました。

画像1

この「アフロのおんなのこ」の正しい作品名は
「My prayer」「わたしの祈り」

画像3

ここからはCecilからの「My prayer」が生まれた物語についてです。

Empowerment of all People mural gave me strength to move forward.

2016 going back to Philippines after I experience one of my greatest dream which is painting on the wall, I want to create more. I was even more excited to continue creating art in different media.

With the help of my family, together we made a decision that we will run our own small business, a company that will be creative and sustainable at the same time. I think Anda and Jun our children have the ability of creating art so we decided to why not print out shirts? It was actually Bong’s idea my husband, plus he has the talent and ability to manipulate anything digitally.

2016 we decided to start up a printing shop. We created our own exposure box to produce print through screen and transfer it to T-shits and canvas bags. There we started to create our small homebased printing shop and named it Doghouse and Company. 

画像4

The logo was designed by Alessandra and Armanjun our children. The name Doghouse and Company is inspired by our family. We have four dogs and eight cats in the house.

画像5

One of our first Tshirt design is “My prayer”, all the words that was written on the woman’s head are the statements that I want to amplify all over the globe.

簡単に説明させていただくと、

2016年7月SALAの壁にコンセプトの壁画を書き終えてフィリピンに戻ったあと、この経験を通しエンパワーされたCecilはもっともっとたくさんの作品を生み出したいという前向きな気持になります。

家族の支えもあり、フィリピンで新たに小さなビジネス「Doghouse and Company 」を始めることにしました。この名前とロゴは娘と息子が考えました。
Cecilの作品をTシャツにしてみたらいいんじゃない?という家族のアイディアではじまりました。旦那のBongや娘のAnda、息子のJunと協力し、Tシャツをつくる小さな会社をはじめました。Bongはデザインやデジタルの技術に長けた才能があります。Cecilの作品をBongがデジタル化し自分たちでTシャツにする。
実はそのはじめてのTシャツの絵がこの「My prayer」です。

この女性の頭に浮かんでいる言葉の全てを世界の人に大きな声で伝えたいです。
「LOVE(愛)」「PEACE(平和)」「DIGNITY(尊厳)」「HUMANITY(人類)」「JUSTICE(正義)」「FREEDOM(自由)」「EQUALITY(平等)」

Cecilは家庭の事情で目指していた芸術の道を閉ざされました。高校生の話です。そして家族を守るため、日本に出稼ぎにきてエンターテイナーとして働きますがその経験により深く傷ついた過去もあります。それでも絵を描くことをやめずに、その力を信じてきました。少しずつ前進し、今では自らポジティブ人生を歩んでいます。昔のつらい出来事は昔の出来事、勉強だと思って受け止めて、悲観するのをやめて、あとは前進するだけ。ネガティブかポジティブしか考えがないのであればポジティブに。

生きていることが自体がすごいんだから、なんでもできる。

いつもCecilはそういいます。

フィリピンでは女性の人権を守る活動、ARTを通したエンパワメントのworkshopと積極的に自分がエンパワーする側へ。フィリピン大学に入学しなおし美術をさらに勉強しています。表現の幅も広がりました。

そんなひとつのきっかけにもなったSALA。そしてそれを広めてくださるお客さん(壁画の前で写真を撮ってくれる人がたくさんいます)。お客さんのその姿をSNSなどを通してCecilはフィリピンから見ながらもっとエンパワメントされていきました。まさしくSALAが目指す姿です。

もっともっと彼女の生き方がこのクラウドファンディングをきっかけに広がりますように。





最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSALAの事業発展、スタッフのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願い致します!