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虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

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NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
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#道男

虎に翼68話(一美)

虎に翼68話(一美)

私の声を上げる

星長官が亡くなって 数ヶ月後、
新憲法下で初となる判断を迫られる最高裁。穂高は、判事の 一人に任命されていた。

「では 多数の決が集まりましたので 憲法に違反しない
合憲ということで」

昭和25年10月
ある最高裁判決が言い渡された

肩を落とす 穂高
……………
猪爪家

尊属殺について
家族みんなの頭で考えている
そして
自分なりの解釈を得ていく

その様子…

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虎に翼60話(一美)

虎に翼60話(一美)

"自分の思い" を先ずは 出してみる
『虎に翼』のKeyのように思います。

思いを出す
その①
道男「ずっと言えなくて…
ごめんなさい
俺さぁ バカみたいだけどさぁ『猪爪家の人になりたい』って 思っちゃったんだよね
だから…花江ちゃんの大事な人になれたら…
俺がなりたいのは
直人 直治 優未ちゃん なんだよ

*つまり
猪爪家の子どもに
道男は なりたい

寅子「産んであげることはで

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虎に翼60話(重遠の孫)

虎に翼60話(重遠の孫)

道男「ごめん..オレさぁ、馬鹿みたいだけどさ、猪爪家の人になりたい って思っちゃったんだよね。
だから、花江ちゃんの、大事な人の代わりになれたらって、でもオレが成りたいのは、直人や直治、優未なんだよな。そんなこと無理なのに」
寅子「産んであげることは出来ないけど、もう おおむね同じようなもんよ」
花江「そうね~
これから先はもっと、そうなっていく、それじゃだめかな〜」

直明「よし、ごはんにしよう

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虎に翼59話(一美)

虎に翼59話(一美)

何が印象に残った って…
寅子の
子どものような
無防備な泣き方

やだ やだ やだ
死んじゃ やだ‼︎!‼︎

やだーーーーぁぁぁぁあああ

う〜ぅぅぅぅぅ

うえ〜んぇぇ〜ん

私も 終始 泣きっぱなしで…

あんまり泣くんで

ウチの猫も心配そう でした
(何が起こったんだろ byねこ)

こころを丸裸にして 泣くことができる 寅ちゃんって幸せ         

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虎に翼59話(重遠の孫)

虎に翼59話(重遠の孫)

花江「脈が弱くって、夜を越せるかどうか分からないって..」

はる「..何にも悔いは.....」
花江「...道男くん?」
「寅ちゃん、道男くんを探して!」

寅子「お母さんが危ないの..最期に道男に逢いたいって言ってるの」
道男「そんな事言う訳ないだろ、婆ちゃんが。 とっ捕まえて、締め上げる気だろ」
寅子「..貴方にはひとの心ってものが無いの⁈ いいから、一緒に来て」
道男「散々虫けら扱いしてき

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虎に翼58話(一美)

虎に翼58話(一美)

多岐川「道男少年は 歳は
16か17ぐらいか?
昼間 君の家には ご婦人しか居ない。そう考えると 預かったのは軽率な判断だったかも知れん。
自分の身だけで収まらん善意は 身内がシンドいだけだしなぁ」

小橋「そう!俺は そういう部分も言ってるんです!」

多岐川「ただ 理想の為に もがく人間に“やいのやいの" 口だけ出すのも いささか軽率だ とは俺は思う」

釘を刺される 小橋。

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虎に翼58話(重遠の孫)

虎に翼58話(重遠の孫)

浦野「家で引き取った?バカかお前は?」
小橋「何で自分からドンドン問題を抱えこむかねぇ
現実問題 ひとりの人間に出来る事なんて 限界があるんだよ」
寅子「現実ばかり見てしまって子どもたち救えないでしょ」

多岐川「根っこの考えが違う。昼間、君の家にはご婦人しか居ない。
自分の身だけで収まらん善意は 身内がしんどいだけ..
ただ、理想のために もがく人間に口だけ出すのも、軽率だと...」

道男「心

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虎に翼57話(一美)

虎に翼57話(一美)

「大人はみんなそうさ
俺らを虫けら みたいに 見てきやがって」

よね「家庭裁判所だか
何だか知らんが どうせ同じ轍を踏むことなるだろう」

寅子「決してそんな事にはならないと誓うわ」

よね「誓うなんて言うな!
お前に何ができる!💢」

寅子「そう…私だけでは無理よ。でも よねさん轟さんだけでも無理」

何万人もいる孤児たち
全員を 救えない。

戦災孤児は増える一方で
警察は "浄化作戦

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虎に翼56話(重遠の孫)

虎に翼56話(重遠の孫)

桂場に
「先ずは言う事があるだろ」
と言われる寅子の心は
『はて?(兼?)』に捻れている。

寅子を
多岐川家で迎える
香子のこころも、捻れている。

汐見の
「ごめんね」も少し捻れている。

星「曲者3人に引けを取らない曲者の君ならば、きっと捻じ曲がってしまった子供たちと、立派に対峙してくれるだろう。戦争の一番の被害者さ」

財布を擦る浮浪児の心の捻れ

よね「こっち来るな。
資格が無いのにどう

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