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酸化亜鉛フリープロジェクト、発足

『酸化亜鉛フリー』

なんか流行ってますね。もしかしたら私が知るもっとずっと前からブームは来ていたのかもしれませんが、私が知ったのはごく最近なので、ごく最近の流行ということにします。自分のリサーチ力の低さは棚に上げるぞ!
一つの成分を過剰に上げたり下げたりするブームは基本的に静観することが多いのですが(何かしらの意図は感じるからね)、今回は思うところがあって、ちょっと乗っかってみることにします。

酸化亜鉛入り商品を批判する意図も、はたまた「フリーがいい!」と発信している方々を貶める意図もまったくありません。しかし、私の場合は好奇心先行でミーハー精神が強いため、エンタメ程度の気持ちでお読みいただけたらと思います。





:肌質

まず、私の肌質ですが…悲しいかな、肌に関しては物心ついた頃からずーっとコンプレックスであるくらいには綺麗ではないです。

・未診断だがブルベ向きの色が合いがち、トーンは暗め
・インナードライの敏感肌。とにかく赤みが出やすく、酷いときは痒みも出る

去年の秋頃から、乾燥による皮剥けと鱗状のひび割れが目立つようになり、頭を抱えています。


:経緯

酸化亜鉛フリーのベースメイク、やってみようかなぁと思ったきっかけ。

・ベビーオイル洗顔を始めたから
これもまた賛否両論ある手法ですが、理屈に納得が出来れば悪くないものでは無いかと思っています。少なくとも私は今のところ好感触。
クレンジング力がとても控えめなので、重いベースメイクだと毛穴の詰まりが気になるなぁ…と思っていました。
・化粧崩れの汚さ
時間経過での毛穴落ち、乾燥による浮きやひび割れが以前にも増して気になるようになってしまったため、なんとかならないかなーといろいろ調べていたところ、『酸化亜鉛フリー』がいいぞ、という情報を散見したため興味を持ちました。
・好奇心
いろいろ調べていると、自分の手持ちのアイテムに酸化亜鉛使用品が案外少ないことに気づきました。下地さえ買い足せば、全品酸化亜鉛フリーに出来そうだったので試してみることに。


:使用アイテム

:ミノンアミノモイスト ブライトアップベース UV

このアイテムを買い足しました。
酸化亜鉛フリーでSPF47はすごい。安心感があります。
使用感は結構重くて色も白いです。噂には聞いていたけど、本当に白くて少し笑っちゃった。
つけたてはびっくりする白さですが、馴染むと肌色はほぼ感じません。私の赤黒い肌ではカバー力も感じられず、これ+パウダーでの外出は出来ないかなぁ。
色展開…出来ませんかね…グリーンかラベンダーが欲しいなぁ…(ラベンダー下地に依存している)


:メイベリン フィットミー リキッドファンデーションR

(手持ちは旧品です)
なんだかんだでずーっと愛用しているフィットミーですが、これが酸化亜鉛フリーなのはびっくりした!
お前どう考えても…皮脂くずれ絶対強いマンって顔してるのに…まあ確かに、そこまで皮脂に強くないしカバー力もいうほど高くないもんな…(それが使いやすくはあるんだけど)

これで全部カバーしようとするとめちゃくちゃ汚く崩れるので、赤みが気になるところだけに薄ーくつけてぼかすようにしています。
ファンデーションつけすぎて余計に汚くなるの、肌綺麗じゃない民あるあるですよねぇ。


:エクセル サイレントカバーコンシーラー

去年の個人的ベスコス。
なめらかな使い心地で、目元につけてもひび割れしづらいです。
基本はクマ隠しの使用なので、真ん中の色だけが無限に欲しい…
小鼻の赤み隠しには崩れやすいのであまり使わず、ファンデの重ね塗りでなんとかしています。


:チャコット フィニッシングパウダー マット

お前も酸化亜鉛フリーなんかーい!何者をも寄せ付けません、全ての崩れを防ぎますみたいな顔しておいて!

いろんなパウダー使っても結局ここに帰って来ちゃうんですよね…カラー系だとそこそこカバー力があるので、とても使いやすいです。あとコスパが良い。良すぎ。
普段はナチュラルを使用しているのですが、このところ毛穴浮きが酷いため、濃い色だったら目立たないかなーと思ってオークルを買ったら流石に濃すぎました。次は大人しくナチュラルを買います…
ケースがすごくしっかりしているので、詰替え用作ってくれないかなーっていつも思っています。

余談ですが、チャコットの特大パフがとってもおすすめです。パウダー叩くのが一瞬で終わります。とても気持ちがいい。


:乾燥さん 保湿力スキンケア下地

(在庫切れてるけど、公式サイトを載せておきます)

おまけ。自宅から一歩も出ないとき用の日焼け止め。
色は全くつかないタイプ。しっとりタイプのジェル日焼け止めって感じで、使い心地はスキンケアそのもの。
これひとつだとベタつくので、パウダーは欲しいなぁ…でもパウダーつけちゃうとクレンジングしないとだからなぁ…悩ましい。

夏に向けて、酸化亜鉛フリーのベビーパウダーがあっても良いかもしれない。酸化亜鉛入りのベビーパウダーが多いんだなーと、調べて気づきました。そりゃあつけたまま寝たら毛穴も詰まるわ…

調べていたらかずのすけ先生のpostが出てきました。
6年前に結論が出ている…


:所感など

酸化亜鉛フリーデッキとして、通しではまだ3~4回しか使っていないのでレビューとまでは出来ませんが、使用感としてはまずまずです。何よりも保湿力が高い。顔を動かしたときのパリパリ感が起こらず、安心して使えます。
下地パワー(?)が低いため肌トーンが全体的に暗くなるのが気になるな(パウダーの色が合っていないのもあるけれど)。もうちょっと明るい肌に見せたい…けど、肌色が暗いほうが崩れが目立たないんだよなぁ…二者択一です。悩む。
保湿力が高い反面、現状では2~3時間程度で鼻がテカってくるので、パウダーはしっかりめに乗せたほうがよさそう。

近辺の散歩程度ならファンデーション無しでいける…くらいの完成度が目標です。肌の赤みさえ抑えられれば、あとはコンシーラーのみでいけそうなので、そこはスキンケアと体調管理で根本から改善していくしかないですね。セザンヌのグリーンコンシーラーが酸化亜鉛フリーなので、それを足すか混ぜれば少しは抑えられるかなーという淡い期待を抱いていたりはします。
…というか、セザンヌのベースって酸化亜鉛フリーの宝庫なんだね…やっぱりセザンヌはすげぇよ。全ての痒い部分に手が届くよ。世界征服でもする気なのか?

いろいろと調べていると、「これに酸化亜鉛入ってるんだなぁ」「これ入ってないの!?」と発見が多くて面白かったです。商品やブランドのイメージと全然一致しない…メーカー側にとって、そこまで気にしていない成分なんでしょうね(そのうち『酸化亜鉛フリー!』と全面に打ち出したPOP商品が出てきそうだな)。
あと、同じ商品でもカラーによって有無が違ったり。そういうものは調整程度の量なのでしょうが、『酸化亜鉛フリー』を絶対遵守しようとすると選択肢がかなり限られてくるなと思いました。

メリット・デメリットで考えて、夏になったらさすがに酸化亜鉛入りの下地を復活させるつもりではいるのですが、それまではなるべく酸化亜鉛を排除した軽めのベースメイクで過ごしてみたいと思います。
変化があったらまた記事にしてみます。良い変化があったら嬉しいなー。

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