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【歌詞】野薔薇~アイノカケラ~

つむぎあげてきた アイノカケラを
簡単にいて ほどいて 燃やした
脇道わきみちに咲いた あの日の花のその意味を
えげつに踏み付けたように

ねぇ 私 野薔薇のばらの中 心 嘆く 声を消し去る
風は そして 遠ざかるけど 今は確かにある

「好き」と言えたあの勇気は
いつのまにか別れと変わり
つなぐ手と手 離れていく
街ですれ違っても目配めくばせもしないと
「最後だから」なんて言って
「最後だから」なんて泣いた
最初で最後のこの弱さは 今日の陽と暮れた


なくしてしまった アイノカケラは
燃え尽きて あっというまに吹かれた
どこかへと散った 灰に変わった恋心
シビアな現実を刻み

ねぇ 私 野薔薇のばらの中 うみを全部 押して出そうと
季節なんか関係なくて だけど確かに咲く

支え合った絆はもう
このおかしい季節の違和感
救いなんてどこにもなく
6月の花がほら 秋になるもさかえる
きっとその日 野薔薇のばらの中
だから今日に合わせ咲いた
あなたは決めてたこの別れを ちゃんと花添えて


思い返すと 楽しかった時期で
ふたり いちばん一緒にいた頃で
気にもしてなかった脇道わきみちの花が
今日は本当めざとくて だから嫌いになる


「好き」と言えたあの勇気は
いつのまにか別れと変わり
つなぐ手と手 離れていく
街ですれ違っても目配めくばせもしないと

支え合った絆はもう
このおかしい季節の違和感
救いなんてどこにもなく
6月の花がほら 秋になるもさかえる
きっとその日 野薔薇のばらの中
だから今日に合わせ咲いた
あなたは決めてたこの別れを ちゃんと花添えて






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