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はたらき方と生き方のベクトルを揃えてみた

そもそもはたらくとは何なのだろうか。

お金を稼ぎたい
信頼できる仲間を見つけたい
偉くなりたい
社長になりたい
夢を叶えたい
有名になりたい
安定した人生を送りたい

きっと多種多様で明確な正解なんて無いんだと思う。

でもきっとこういった漠然とした「はたらく」では、どうしてもしんどいときに踏ん張れない人が多いのだろう。

愚痴が出る
悪口が出る
他人のせいにしてしまう
環境のせいにしてしまう
自分は違う世界で活躍できる

実際僕もそのタイプの人間だ。

新卒で何となくお金が稼げるとの気持ちで入った大手企業

ここでは1年目から大きな挫折を経験した。

保険会社に入ったのだが、飛び込み営業の成績は同期最下位。

野球で怒られまくったからメンタルは通用すると思っていたが、

あっさりパチーンと砕け散った。

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飯が食えず10kg痩せた。

今思えば、頑張る目的がお金だけだったので踏ん張れなかったんだと思う。

踏ん張れず嫌々ながらお金の為だけに会社にぶら下がった。

そもそもなんであんなにお金が稼ぎたかったのか今になると浅はかな考えだったと思う。

はたらく中で何をしているときに燃えていたかを考えた

3年目のある日、営業していたときにふと自分が何をしていたときに熱く燃えていたのかを考えてみた。

野球をしているとき
仲間とともに熱く語り合うこと
チームで無謀な目標に立ち向かう事
無名のアーティストを友達に勧めていたとき
無名の野球道具を探していたとき
バントでチーム1位になると決めたとき
人とは違うような大学に行きたいと考えたとき
副代表をしたとき
悩んでいる人の相談にのったとき
新しいアイディアやイベント企画を考えていたとき
ドラクエ
ポケモン
海外に出て行きたいなと考える事

非常に目立たず凡庸ではあるものの、

ちゃんと心から燃えている時期があったのだ。

見知らぬ物を人に勧める事
人と違う事を考える事
集団でともに目標へ向かって突き進む事
人の手助けをする事
縁の下の力持ちになること
仲間を集めて突き進む事
グローバルに活躍したい

これらが僕を熱くさせるキーワードだったみたいだ。

これが僕が生きてきたなかで培った生き方なのだ。

この生き方にはたらき方のベクトルを合わせれば良いんだと気付いた。

【まだ人気を潜めているが絶対に必要な物を世界に広げていく事】

これをすれば熱くなれてどんなにしんどくても踏ん張れる

これが僕のはたらき方であり生き方なのだと。

保険という商品に詳しくない人知らない人へ販売しよう

保険という商品は有名で誰もが知っているものの、詳しくない人が非常に多い。

さらには、死ぬか病気になるまで加入していて良かったなと思える日は来ない。

しかし、本当に必要な商品だったのだ。

そこから動きが変わった。

自分のトークにも熱が入り、お客様の心を動かせたと思っている。

トップセールスまでは行かずとも、中位から上位層へ食い込む事ができる様になった。

もっと違う営業を経験したくなった

この保険会社である程度結果が残せて、なんとか目標の昇進もできた。

そうするともっと世の中が知らないもの、でもとても良い物を日本だけでなく海外へも広げる事のできる仕事がしたくなった。

昇進して1年、退職した。

日本の職人が作る日本では安く買いたたかれるから日本では売りたくない職人の機材を海外に売る商社へ転職をした。

非常に人数の少ない会社で、日々売り上げと利益と戦いながら営業をやってきた。

コロナの中では会社の月の売り上げ0円も経験した。

でも非常に充実した生き方でありはたらき方だった。

親の状況が変わり地元へ帰るという選択

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その商社で勤めている間に結婚、子どもにも恵まれこのままと思っていた。

しかし人生はそううまく行かなかった。

お互いの親の状況が大きく変わり、地元へ帰る事になった。

この話しは長くなるのでどこかで記事にしようと思う。

とにかくその会社のある場所には居られない状態になった。

ここで2度目の転職となる。

はたらき方とは自分の意志とは違う部分でも変わってくることを思い知らされた。

都会から田舎ではたらくという選択

都会ではたらいていた僕は、親に孫を近くで見せながら田舎ではたらくという選択を取った。

妻も親の事が大変だったので、快諾してくれた。

なんとしても家族で幸せにならなければと心に決めた。

2度目の転職先は僕の生き方そのものだった

起業という文字も浮かんだが、そもそもやり方を知らない。

一人で踏ん張る自信が無い。

まして僕はチームで無謀な目標に突き進むのが大好きだ。

新しい会社は工場の屋根を扱っている。

老朽化が進む世の中で絶対必要な物だ。

しかも、屋根の工法が唯一無二の商材で、かつまだ日本でもあまり知られていない。

徐々に有名になってきているもののまだまだ市場としては大きい。

これは燃える。

さらには会社として海外進出も狙っている。

まだ海外販路が無い状況だ。

これは燃える。

一つ前の会社は、既に販路が確立され、行き先もあった。

今の会社は、日本にはある程度販路があるものの、私の地元周辺の販路はまだ無い。

海外に至っては、これから考えようという段階だ。

まさに僕の熱く燃える生き方をはたらき方として動ける職場だと実感している。

給料は当然ながら下がった。

でも親の近くに入れて、孫もずっと見せる事ができる、

妻も妻自身の親のしがらみから解放された。

僕は僕で熱く燃えられる仕事に出会えた。

給料はさがったけど、はたらき方生き方としては最高だ。

お金は副業でも、ブログでもなんでもして稼げば良いと思っている。

これはnoteを通じて勉強をしていきたい。

はたらき方と生き方のベクトルを合わせる事のススメ

あなたにも一つか二つも得た経験があると思う。

恋でもいいし、趣味でもいい。

勉強でもいいし、バイトでもいい。

遊びでもいいし、ゲームでもいい。

大切なのはなぜ燃えることができたのかということだ。

ただ楽しかったからではなくてなんで楽しかったかだ。

そのなんでを考えてみると、案外今の仕事でもその要素があるはずだ。

その要素が無いときは、その要素を求めて転職でも、起業でもすればいい。

きっとはたらき方を生き方にすると肩肘張らずに自然に踏ん張れるはずだ。

YouTubeの広告でも「好きな事で生きていく」とあるが、これは趣味とかだけのたぐいだけでは無いと思う。

もっと根本的に、何をしているときにどうして楽しいかを考える事ができれば「好きな事で生きていく」ことができるのだと思う。

是非今の会社でくすぶっている方や一人でどうしようと悩んでいる方は一度考えてみるといいと思う。

はたらき方と生き方のベクトルを揃えてみた話

以上の様に僕ははたらき方と生き方のベクトルを揃えて心にゆとりが持てる様になった。

現在、今までの人生の中で一番楽しいかもしれない。

この話が少しでも悩んでいるかたの助けになれると嬉しい。

はたらき方とは生き方。

働く場所も、家族も、親も、子も自分自身も熱くなれる、全てのバランスを取れるのが僕のはたらき方であり、生き方だ。

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