僕の就職活動日記⑦
そんな中、ある企業の面接に進むことができました。筆記試験を受けて、採用担当者の方と1時間程度お話しさせていただき、その日は終了。
そして、翌日「次の面接に進んでください」と連絡をいただきました。
嬉しかったですねぇ。
でも、面接当日は相当緊張していたことを覚えています。伺うと、人事担当者は「今日は部長と面接です。あ、気軽に話してくださいね。」と。こんな感じだったと思います。
年上に気軽という感覚が理解できない(上下関係が厳しい世界で生きてきましたから。)僕は、逆にどう接して良いのかわからなくテンパりました。
部長登場。まあ強面なお顔でしたが、丁寧にお話しいただき喋りやすい人でした。質問に対してお話させていただきましたが、少しして部長が僕にいいました。
「櫻井くん。あなたは自分がダメな人間だってことを言いにきたんですか?」と。
「は?へ?」そんなつもりがない僕はとっさに「いえ、違います」と答えました。
部長「じゃあ、何を話に来たんですか?あなたの話を聞いていると、結果を出してないから私はダメな人間であるということを必死にお話ししているようにしか聞こえないです。」と。。。
そうです。僕は就職活動をしている中で「私を採用しない方が良いですよ」ってことを伝えていたみたいなんです。そんなつもりはないんです。でも少なくても面接官にはそう聞こえていたんだと思います。そりゃ採用しないですよね。
この質問をされ「いえ、違います」の後、「結果は出せませんでしたし、その理由は僕にありますが、それでもここまでやってきて学んだことはいっぱいあります。それを言いにきました。(これは美化しすぎですが・・・)」こんな感じのことを伝えました。
すると部長は「その話を詳しく聞かせてもらえますか?」って。最後に「自分のことをダメな人間だということが謙虚なのではありませんよ。気をつけましょうね。」
この言葉を残して退席されました。少ししてからその後に採用担当者が入室。「お疲れ様でした。次回が最終ですから、また連絡しますね。」で、この日は終了。
「また連絡しますね???」どっちだろう・・・。指摘されたからもうダメなんだろうなって気持ちの方が大きかったので、また一からやり直しだなみたいな気持ちだったと思います。
次の最終面接に呼んでもらえるのかどうか。。。次回に続きます。
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