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6人から100人規模に。新卒3年目で管理部門立ち上げ、5年目で白浜支社立ち上げ|前例がないことへの挑戦

2015年入社のOtsukiです。

内定者インターンを含めると、今年の10月で入社して8年を迎えました。今回はsakulogを通して、自身のこれまでのキャリアと組織についてシェアさせていただきます。
以下に興味がある方は是非読んでいただけると嬉しいです。

・6人から100人規模のスケールと挑戦について興味がある方
・ベンチャー企業のキャリア事例を知りたい方
・自身の強みについて悩んでいる方

Otsuki
コーポレート本部責任者兼執行役員。2015年10月に内定者インターンを6か月経験し、2016年4月に新卒入社。入社後は2年半、営業と中途採用を担当。その後、3年目に営業管理部門、5年目に和歌山県の白浜オフィスの立ち上げを経験し、現在はコーポレート本部(人事労務・法務・経理部門)の責任者を務める。


当時6人だったサクラグへの入社経緯

現在の社員数は94人*ですが、当時6人しかいなかった2015年にサクラグに入社して、そこからインターンをやっていました。現在はコーポレート本部でバックオフィス関連を担当している私ですが、元々は営業職(現ビジネス職)として入社しました。
就活の頃を振り返ると、最初は全然ベンチャー企業は考えていなくて、周りに流されて大手の会社ばっかり受けていましたね。大手の企業から内定はいただいたものの、どこか不安ですごくモヤモヤしていました。当時はそのモヤモヤの正体がよくわからず、就職活動をずっと続けていたのを覚えています。
その後、縁があってサクラグの説明会に参加しました。これまで綺麗なオフィスで大きな会社の説明会ばっかり受けていたのですごくギャップがあって。当時のサクラグは薄暗くてめちゃくちゃ狭いオフィスで、椅子の形もバラバラで、言葉を選ばずにいうと一番完成していない会社でした。だからこそ、何か自分が入社したら挑戦できる環境がありそうとか、頑張ったら自分にもチャンスが回ってくるんじゃないかなって感じて、入社後の自分がすごくイメージしやすかったんです。その後選考を受けて内定をもらって、そこで初めてこれまでずっとあった自分のモヤモヤがなくなっていることに気づきました。以前は、自分の将来をイメージできてなかったことに対してモヤモヤしていたんですね。
入社のタイミングで自分の中で決めていたのは、20代はとにかく経験を大事にするということ。それが入社の決め手になりました。
*2022年4月現在


一度目の転機は3年目「管理部門立ち上げ」

自分の中で大きなターニングポイントだったのは入社して3年目、管理部門の立ち上げでした。その頃、メンバーがどんどん入ってきて一気に増えてきたタイミングでした。当時は営業をやりながら夜中まで残って事務作業を営業チームで行っていて、どうしても営業活動に支障が出てしまってるタイミングでもあったんです。そこで代表から依頼があり、元々なかった管理部門の立ち上げを私がすることになりました。そこからしばらくして営業から完全に離れたので、これが自分のキャリアが180度ぐらいがらっと変わる転機になりましたね。
最初はもちろん知らないことばかりで、何からやればいいんだろうというところからのスタート。営業チームが営業活動に専念できるようにするというのが第一の目的だったので、徐々にできることを広げて巻き取っていき、並行して組織も大きくなっていって、いつの間にかこのコーポレート本部をまとめるようになっていきました。

2018年4月、新卒3年目の頃


強みは変化する

皆さんはご自身の強みを聞かれたら何と答えますか?私の場合はいろんな人と関わってコミュニケーションをとることがすごく好きで、それが強みだと思っていました。そんな想いで営業職を志望して入社をしたのですが、現在は営業ではない仕事をやっています。この経験から、仕事を通して自分の強みが変化することもあるということを今になってすごく感じています。
「自分ってこういうことが好きで得意なんだな」と、自分を客観視することはめちゃくちゃ大事だと思っています。ただ、自分の可能性が狭まってしまわないよう、「自分ってそういう人間なんだ」と決めつけないでほしいとも思っています。
私も今だからこそ言えますが、正直、営業をやりたくて入社して、3年目で営業から離れて管理部門を立ち上げてほしいと言われたときは結構悩んだし葛藤もありました。「自分はまだまだ営業として貢献していきたいし、もっと成長していきたい」と思っていたところだったからです。そこで、「自分って何をやりたいんだっけ」とあらためてキャリアを考えました。考える中で、一回営業を離れたからといってまた営業に戻れないってわけでもないし、ゼロから何かを立ち上げる経験を早い段階でやれることってめっちゃチャンスなんじゃないかなっていうふうに気持ちが変わっていったんですよね。その経験を今後のキャリアに活かそうと思って納得して、新しい挑戦をしました。その偶然が重なり、今のキャリアに繋がっています。


課題とこれから

組織としては、やりたいこと実現したいことを考えて入社するメンバーが多いので、それを実現するための仕組みや機能をもう少し整えていきたいです。そのような個人のビジョンを明確にしてあげるっていうのも次の課題になるかなと思っています。希望を持ってサクラグを選んでくれたメンバーの可能性を開花させたいですし、悩んだり困ったりしているときに色々な選択肢を与えられる会社でありたいと思っています。
人数や規模でいったら、私が入社した頃と比べたらどんどん大きくはなってきてるんですが、とはいえ世の中全体で見たらまだまだこれからの会社です。だからこそ年次に関わらず経験が積める環境っていうのは私が入社した頃とそんなに大きく変わりはないかなと思っています。自分が入社してすぐのときにあれだけ沢山のことを経験させてもらって今があるので、だからこそ新しいメンバーにも同じように経験してもらいたいですし、それがやっぱり会社に対しての恩返しだと思っています。そうやってメンバーがどんどん挑戦をすれば、間違いなく会社が伸びるって思ってるからこそ、チャンスが公平にあるような環境を創っていきたいと思っています。
個人としては、様々な部門やポジションを経験してきたことが一番の強みなので、営業としての経験、バックオフィスとしての経験、部門長・執行役員としての経験を社内外問わず様々なところで発信、アウトプットしていくことが今の目標です。
後輩メンバーの教育や育成はもちろん、スタートアップで何から始めていいかわからない会社や困っている方のサポートもしたいですし、セミナーやウェビナーへの登壇、対談企画にも興味があります。
ルーツでもある「人との関わり」を大切に、今後も仕事に取り組んでいきたいと思います。