青嵐

仰げば鬱陶しい蠅が集るけど
うまく撥ね退ければ
もっとも鬱陶しい奴が現れて
蠅を遠慮なしに喰っちゃ寝してやがる

青葉の頃に吹く風はやや強く
お前の名前に相応しい
気持ちいいほど自由が好きだから
ほら 今日も青嵐

何処かで蠅どもが祭りのように跳ね
這いずり回ってる
奇特なもんさと出会い頭に嗤い
結局 腹ん中におさまる有様さ

青葉の頃に吹く風はやや強く
竹林をゆらゆら揺らし
呆れるほど身勝手なお前だよ
ほら 今日も青嵐

しみったれ小僧には合うじゃないか
風はにたにたと話しかけてくる
駄弁(たべ)ってる暇などないと 愛想笑い

青葉の頃に吹く風はやや強く
お前の名前に相応しい
気持ちいいほど自由が好きだから
青葉の頃に吹く風はやや強く
竹林をゆらゆら揺らし
呆れるほど身勝手なお前だよ
なぁ 今日も青嵐
鱈腹(たらふく)蠅でも喰って来な

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