愛は空蝉

服のランゲージ破いてみたいだけ
ファスナーの奥には何が見える?
着替えは止め処なく永遠に続く
扨(さて) 周辺で何を見る?

兎角 この世の人 生きてる人
私の愛した人は 空蝉
もう会えないこの性(さが)は切実
純粋な愛の花は 目覚めれば毒を潜めて
此処で抱き合っても あなたは何処にも居ない

顔のランジェリー溶(と)いてみたら 承知
燃えた部屋には何も亡くなって
醒めない現実に肌を焦がしては
扨(さて) 愛の仮面を剥ぐ

法螺(ほら)ね この世の人 生きてる人
悲しみに頓挫しては 鬱血
時の刹那の歯痒(はがゆ)さ 耐えれない
純情な気持ちあれば 毒はカラダ中をめぐり
愛し合ってみても あなたは何処にも居ない

殺し足りない 恨み足りない
憎しみがこんなに燃えていたら
埋まらないこゝろを満たすように
もう一度 愛を知り得るように

媚びる この世の人 生きてる人
最後に愛した人は 空蝉
会いたい 会えない 不毛 忙しない
愛の最初(はじまり)が如何(どう)でも
居心地の良さの告白
何処で接吻(きす)をしても あなたは何処にも居ない

何処からも還って来ない…

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