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小1の壁だけでない。ワーママの「長期休暇」の壁

9月1日になり、小学3年生息子の夏休みが明けました。40日間の長期休暇。

我が家は共働きなので、長期休暇になったからと息子の夏休みに付き合えず、もどかしい期間を過ごしました。

小1の壁は、有名な話なのでここでは割愛します。
小学3年生を持つ働く親として、長期休暇の壁があることをようやく実感。

保育園児を持つワーママには、小1の壁だけでなく長期休暇の壁があるよと知っていただきたい。

これからの働き方の対策に、いかしていただけたらと思います。

小学3年生の夏休みで、居場所問題に直面

保育園で預けられる期間は、本当に楽。保育園さまさまです。

我が家の息子は、小学1年生の頃に私が第3子産休育休に入ったので、学童に入ることができませんでした。小学2年生のときも、3人目の保育園待機児童の都合で復職できず、育休期間中で学童入らず。

小学3年生になって、週2回6時間授業の日は16時過ぎ、5時間授業の週3日は15時過ぎに学校から帰ってくるので、在宅勤務の私としては学童に入らなくても過ごせていると感じてきました。

小学3年生の夏休みになってようやく、共働きである我が家の小学生の子どもに、親が働く時間帯に居場所がないと気づくことに。
学校が長期休暇中、子どもは親が働く時間帯はどう過ごすか、子どもの居場所問題にぶち当たりました。

公立学童に行くのは意外と低学年メイン

小1の壁は、公立学童に申込して入れたら、ある程度は働いている時間帯の子どもの居場所対策は解決できます。(もちろん、待機児童問題はありますし、入学式より前に学童に通うことになるので、お弁当作りがあるようですが。)

ところが、子どもが成長すると、学童に行きたがらなくなって学童をやめた子も出てきました。
小学3年生の息子の友達には、小学2年生で学童をやめた子も。

学童をやめた子は、夏休みにどう過ごしているのか息子を通じて聞いたところ、ゲームやYouTubeを一日中みているようです。
各家庭で考え方はあるので、良い悪いは置いておきます。

学校に併設されている公立学童に決まって安心しても、意外と短い学童利用期間。

学童が利用出来なくなる「小4の壁」も聞いたことはありますが、小4手前で長期休暇中を含めた子どもの居場所問題という違う壁があるとは想定していませんでした。

申込時に書かれている小学3年生まで学童は利用出来ても、本人が行きたがらなくなるケースがあること。
もちろん、小学3年生でも学童に行っている子はたくさんいます。

我が家の2番目の長女が来年小学1年生に。
今回、長男の経験から、働く時間の間に子どもがどこで過ごすか、考えることができました。

学童に行かない子どもの居場所問題の解決法

夏休み始まると同時に、長期休暇中の居場所作りに苦戦。

夏休み期間中だけでも民間学童に行くかと探したら、家族で旅行に行けそうな金額だったのでやめました。

どこか習い事と思っても、送迎をどうするか夏休み終わった後どうするか、また違う問題が出てしまいます。

結局、我が家の小学3年生の息子は次の3つで乗り切りました。

居場所①放課後児童クラブ一般利用

我が家の息子が通う公立小学校に併設している学童は、一般利用ができ、親の就労等の理由に限らず、小学1年生から小学6年生まで利用することができます。

ただし、一般利用は9時〜12時、13時〜17時とお昼の時間帯は、特別な理由がない限り一度帰宅しなければいけません。

夏休み始まった当初は、息子も午前中だけ一般利用で放課後児童クラブに行っていました。
けれど、知っている友達がいないということで行くのを渋るように。

自宅にいても、夏休みの宿題や読書、タブレット学習を済ませるとゲームにYouTubeにとダラダラとした生活になっていました。

2023年の夏は猛暑に酷暑にと、熱中症も心配で、公園に行くことも難しい気候。
何か子どもがいられる場所がないかと探しました。

居場所②区民プール

午前午後どちらか安価なもので対策はできないかと探したのが、区民プールでした。
小学3年生以上であれば、9時〜18時まで自由に使えて、2時間150円。延長しても30分70円。

初回だけ付き添って、チケットの買い方や受付の仕方だけ確認。2回目以降は、一人で出掛けて一人で帰ってきました。
(付き添えたのも在宅勤務で、お昼時間に行けたから。)

ただ、区民プールなので滑り台などはありません。
スイミングに通ったことがない息子はクロールも平泳ぎもできないので、ビート板を使ってバタ足をしたり蹴伸びをしたりして2時間を過ごしていたようです。

平日5日を毎日、バタ足と蹴伸びという訳にもいかず、「もうすることがなくなった」とお盆休み前には飽きていました。

居場所③友達と遊ぶ

小学3年生になってようやく、友達と遊ぶ世界ができました。
放課後学童クラブに午前中行って、午後は友達と遊び日も。
友達の家は隣のマンションなので、部屋番号を押して呼びに行ったり呼びに来てもらったり。

親と一緒にいる時間とはまた違った時間を過ごすことができるようになり、息子の成長を感じました。

けれど、2023年の夏は気温40℃近い日が連日。外で遊ぶにも暑すぎて、遊びに行っても熱中症の危険もあり、天気がコロコロと変わってゲリラ雷雨があったりと思うように友達と遊ぶ時間を持つことができなかったようです。

外にもいけない、どこかに連れて行くことも難しいから家にいないといけない日こそ息子は暇そうで、子どもの夏休みに付き合ってあげられずもどかしさを感じました。

長期休暇はお昼ご飯準備が必須

働く親が長期休暇中に大変だと感じることが、子どものお昼ご飯。
小学校は給食があるのでお昼に困ることはありませんが、夏休み中は平日毎日息子のお昼準備、仕事の調整をしながら「お腹すいた」に対応してきました。

学童であっても、長期休暇のお昼ご飯準備の問題はついて回ります。

息子が卒園する頃、同級生のお母さんは、お弁当を持たせなければいけないので、夏休み期間前の4/1から「お弁当作りが大変だ」と言っていたことを思い出しました。

来年小学1年生になる娘も、私が働く限りは学童に通ってもらう予定なので、お弁当を持たせなければいけません。

在宅勤務で長期休暇の子どもの対応が出来た

2023年の夏に気づいたことは、私自身が在宅勤務ができる状態でいれてよかったということです。
通勤がある会社だと、朝からお昼の準備に子どもの居場所問題も重なり、対応がさらに厳しかっただろうと感じます。

学童に小学3年生まで通っていても、小学4年生になるとどうするのか。

小1の壁だけでなく、学年関係なく、子どもがいる家庭は働き方について、早めに対応していた方が良いと感じました。

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