摺り染をしています
摺り染で着物の半襟を作っています。
ワークショップでも主に摺り染を体験して頂いているのですが
「摺り染」ってなに?と、よく聞かれます。
私も「型染」と言ってしまった方が通じやすいので、
「型染」です、とHPにも書き、言葉でも伝えます。
けれども、「型染」と言い、書くたびに、
「糊は使ってないのだけれどなぁ・・・」と、うっすらとしたモヤモヤが起こります。
型を使っているので、型染の一種ではあると思うのです。
「ステンシル」という呼び方をした方が伝わりやすいのでしょうが
作っているものがほぼ着物関係なので、出来れば日本の言葉を使いたいのです。
そして「ステンシル」から連想されるものとは、ちょっと違うものを作っていると感じています。
「型染」から連想されるものとも、ちょっと違うものを作っていますが・・・。
ワークショップで実際に刷毛を手にして、型の上から色を摺り込む作業を体験して頂くと、「摺り染」という言葉に納得して頂けます。
このシンプルな技法が私にはあっているのです。
※写真は摺り染で制作した絽半襟です。波のデザインをして型を彫り、摺り染をしています。HPで販売もしています。
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