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映画のこと 2/3


劇団員のころ、映画の撮影所に 殺陣(たて)を習いに行きました。
裏口から入り、守衛さんに挨拶をして階段を上ると、もう 心臓がばくばくし、汗がどばどば出ます。運動は苦手で、テレビ時代劇のファンでした。
もう、30年も前のことです。

惹かれて観ていた 時代劇シリーズは、今 思いかえすと 恐くて、子どもの観る内容ではないなぁ と感じます。それでも  父や祖父の観るまま、いっしょにテレビ放送を観ました。なにを話すわけでもなく、思い思いに テレビや コタツに向かって。ときに、本や 宿題を広げて。🍊
同じ空間にいる 安心感が  まさっていたのでしょう。

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時代劇ではなく  現代のお話で、自主制作映画の手伝いもしました。出演させても いただきました。短期間の関わりで、みな 学生どうし。
社会人になってからも、思い出していただいて、一度。じゅうぶんな働きができなかったのに、大切に接していただいて、今も感謝しています。
そのときの監督さんの絵コンテなど、今も  手もとに とってあります。

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祖母が 好きだった。と 母から教わり、モノクロームの 洋画も観ました。
劇団の先輩や 演出さんのおすすめ映画を、レンタルビデオで観て。。
おすすめマンガは貸本屋さんで借りて。。
友人にさそってもらった 寅さん映画は、映画館で ならんで観ました。

新聞の映画評を読むようになり、「単館ロードショー」「ミニシアター」という言葉も 知ります。やがて 気に入りができ、再上映をもとめて隣の府県まで。。。

どんどん  気軽、身軽に、身近に。💡それから💡
私にとって 忘れられない 映画のシリーズが、もうひとつありました!
香港映画です。痛いときに痛い顔をする、でも 立ちあがる スターたちを  初めはテレビの中に 驚いてみつめ、のちには、スクリーンに追いかけました♪

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家族にちょろっと話しても、聞き流されることが あります。
それは「いつか 京劇を まなぶ」と  いうこと。もちろん、体を動かしたいし、うたも 声に出してみたい。意味も知りたい!
50才のおばさんがイチから、どころかゼロから♪  それって、おもしろすぎます。でも、本人は  いたって真剣。

ある機会に、たった90分、この願いがかないました。
児童演劇祭の ワークショップで 京劇の劇団員さんから「扉をひらく」という形を教わったのです❗️ 役の分類(基礎の基礎)も、30分ほど  座学で学びました。

😂 私にとっては、文字どおり  人生の「扉をひらく」ような体験と なりました。

おっと、映画の話です。
どこから入っても、いつも演劇の話になってしまうのが私の癖です🙇‍♂️
閑話休題しまして、3/3へ  つづきます♪