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ブンブンブン、ハチが飛ぶランチ🐝

はじめに断っておきますが、
ランチしてるところに、ハチが飛んでるわけではないので、ご心配なく。


今日は、
カラシナ菜のサッと炒め、軽く塩をして。
トマトパスタ、天然クレソンをザクザクきって、そのまま投入して。
カラシナは、ピリッと辛子の味がして美味しい。
クレソンも爽やか香りがトマトと合います。
美味しい。


私がお借りしている小田原の畑は、
もともとみかん畑だったらしく、山の斜面に段々と、畑が作られている。

その一部を私がお借りしていて、
その他は、耕作放棄地になっている。
人の手が入らないと、3年でススキは生えるわ、笹はしげるわ、荒れてくる。

去年の暮れ、この一角を草刈りして

「みつばち🐝を育てて蜂蜜つくりたいって言う人に貸すから。」
「納屋も、左側を使ってもらうから、整理しとけ〜」

と、師匠から言われていた。

とりあえず、3群(3箱)来るのだそうだ。

「わーい、ハチミツ。食べてみたーい。」

と、食べることばかり考えている私達。
まったく!

いつ来るんだろうね。
と興味深々だったところ、昨日の畑の日、さぁ、ランチにしよー。
と、納屋の前に、いつものようにゴザを広げて、
テーブルがわりにコンテナ出して、椅子だして、
ご飯を作り始めたところに

ブォーンと白いワゴン車が入ってきた。
師匠が来たかな?と思ったら、降りて来たのは一人の女性。
この彼女Nさんが、養蜂家だった。

「はじめまして!」

とご挨拶。

何故か、私達みんな、男性かと思っていた。
女性だったのでびっくり。
女性がみつばちを飼う、というイメージがなかったのだ。失礼した。

自己紹介しあって、
私達はご飯作りながら、
彼女Nさんは、立ったまま、しばし雑談した後、

「ところでいくつ?」

「えー、皆さんより上ですよ!」

と言うが、雑談から察するに、

「イヤイヤ、同じぐらいでしょ?」

私とYさんが同時に言う。

「生まれが、昭和◯年です。」

二人一緒に

「わー、一緒だ〜、何かのご縁ですね〜」
「今度一緒にランチしましょう!」

と盛り上がった。

なんと、私、Yさん、Nさんと3人同級生。何か不思議なご縁だなぁ。

「今日はもう食事してきちゃったので、今度ぜひ。」

と言う彼女は、私達がランチをしている横で、
白い防護服に着替えている。

ハチは、こちらから脅かしたりしない限り、
人を襲って、刺したりすることはない。
でも、養蜂という作業ではやはり防護服は必要なようだ。

みつばちのお世話をして、納屋に戻ってくる彼女の周りを、一匹のハチがブンブン飛んでいる。

「ねー、ハチが飛んでるよ、」

と言うと、

「この子はさっきから、ずっと周りを飛んでるの、相当怒ってるみたい。」

と、ニコニコ話してる。

巣箱をいじられて、ご立腹のようだ。
なんか、その様子がとてもかわいい。
襲ってきて、お尻の針をさしてやろう!というより、駄々をこねる子どものよう。

「もう〜、お母さんは!!」

いつまでも、彼女周りをクルクル飛ぶみつばちさん、
みつばち、もともと可愛くて好きで、
私も養蜂やってみたいと思っていたので、とっても楽しみだ。
野菜の受粉にも、一役買ってくれるだろう。

今、山の斜面にはおかめ桜が咲いている。
野イチゴの季節もまもなくだ。
美味しい花の蜜を集めて、美味しいハチミツが出来ますように。

その時は、
「お味見してくださいね。」

だって。

「喜んで❗️」

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