ゼロ磁場の温泉に入りた〜い。今日の畑
今日の畑はもろもろあって2人。
雑司ヶ谷土地開発の奥様が、
雑司ヶ谷かぼちゃを取りに来られたのだ。
かぼちゃは重い、畑までは最寄りの駅から30分も歩くので、車を持っているYさんが畑に来る日に合わせて日程を決めたのだが、いろいろあって来れなくなった。
「頑張って歩く。」というが、スピリチュアルな彼女が以前話していた「七沢温泉」にこの機会に行ってみよう!と思い立ち、レンタカーを予約する事にした。
「七沢温泉」は丹沢を登山している時に知って気になっていた。小田急線秦野駅から、バスで30分程の温泉だ。
畑仕事の後に、ゼロ磁場の温泉
わーい、楽しみだなぁ。
ニコニコレンタカーで車を借りて、畑にGO。
雑司ヶ谷茄子の収穫。
かぼちゃが植わっていた場所の撤去と草刈り。
涼しくなったとはいえ、畑仕事をしていると、汗が吹き出る。
奥様は、
「頭から汗って出るの?」
暑い💦を連発して、フラフラだ。
熱中症になっては大変なので、ランチ休憩にする事に。
今日は、
雑司ヶ谷茄子と、私が苗から育てた真黒茄子の食べ比べ。
艶が違う。
サクサクと切り込みを入れるが、真黒茄子の方が包丁が入りやすい。雑司ヶ谷茄子はしっかりしている感じ。
醤油とみりん、白だしをちょっと加えたタレを絡めて、上には畑の紫蘇を散らしていただく。
包丁を入れた時は真黒茄子の方が柔らかかったのに、
焼き上がったら、雑司ヶ谷茄子の方がとろっと柔らかい。おいし〜い。
茄子の他、
実家から頂いたお野菜で、お惣菜をたくさん作ってきてくれた奥様。
枝豆、トマトとズッキーニのお漬物、ポテトサラダ、どれも美味しい!
畑は太陽サンサンであっついが、
ここ、納屋の前は日陰で風が通って涼しい。
「美味しい、気持ちい〜い。」
残りの草刈りを終えたら、
温泉に向かいたいのだが、今日は畑の師匠が来る日。
待てど暮せど、師匠が来ない、
電話してみよう!と電話を手に取ったら、
ガタン、ガタンと音を立てて、軽トラックが入ってきた。師匠のご到着だ。
「やー、今日は新顔じゃない?」
と、満面の笑みで軽トラックから降りてくる師匠。
「娘さんかい?」(私の、失礼な!)
と、初顔合わせの奥様の事を聞いてくる。
まったく美人には愛想のいい師匠だ。
嬉しそうに、楽しそうに、
「時間は大丈夫?」
と言いながら、時間など気にせず、師匠ぶしのお披露目だ。
私は何十回と聞いている、農業から林業に転向した話を早口で、面白おかしく話し、
途中、お土産の梨を
「食べてみろ、包丁あるか?ナタでもむけるぞ!」
と、手作りしてもらったというナタの自慢が始まり、
今度は車に戻って、ぶどうを持ってくる。美人はお得。
(私達は、温泉に行きたいです、もうそろそろ畑を出たいです)
と、ソロリソロリ荷物をまとめ始めると、
「じゃあ、またね。」
と言って腰をあげ、
軽トラックに乗り込み、すごい勢いでバックして帰っていった。
72歳とは思えないエネルギーの持ち主の師匠。
ちゃっかり、奥様に営業もしていた。
そんなこんなで、畑を出たのは3時。
七沢温泉に向かう。
向かう途中に見つけた道の駅。
「道の駅って、楽しいよね。ちょっと寄ってく?」
畑で収穫した野菜もたくさんあるのに、地元の採れたて野菜も気になり、
結局いろいろ買ってしまう。
さっ、温泉温泉♨️
奥様のナビで車を走らせる事1時間弱、
七沢温泉郷に車が入って行く、と、
わー、不思議。
田園風景が広がりだしたら、窓を閉めている車内でもわかる、空気が変わった。
爽やかな風を感じ、ふっと軽くなる感じ。
これが、ゼロ磁場?
「きれい、気持ちいいねー」
狐につままれた様、という事があるが、
そのくらい場の空気感が変わって、次元の違うところに来た様だ。
実は、前日に
ゼロ磁場で有名な温泉宿「七沢荘」はお休みしている事を確認していた。
七沢荘はお休みだけど、
七沢温泉郷には他にも温泉宿があるから、行って探そう。と決めていた。
これが誤算。
七沢温泉郷に入って、いくつか温泉宿を回るが、
どこもお休み。玄関が開いてるから、ここはやってるね。と尋ねた宿も
「玄関は開けてるけど、今日はお休み」
と言われる始末。
唯一営業していた「盛楽苑」は宿泊のみで、日帰り入浴は受け付けていないと言う。
「まさかやー」
な展開に、奥様もしょんぼり。
ならば、登山帰りに何度か利用した鶴巻温泉「弘法の湯」に行こう。
ここは日帰り温泉、営業してるでしょ、と気持ちを切り替え向かったら、
「まさかやー」
改装工事中だった。
ここまで温泉に嫌われると、
今日は温泉に行かない方がいいのかな?と思ってしまう。
が、もう一つ
畑帰りに利用した事のある温泉がある。
「さざんかの湯」
https://onsen-sazanka.com/
行ってみたら休みだった、
は今度こそ御免なので、電話をして確認。
営業していた!
駅前で少し迷いはしたが、やっと温泉に到着。
秦野の天然温泉は、透明な柔らかいお湯
湯量豊富な美肌の湯。
私は、館内にたくさん使われている木と、
丹沢の眺めがいい開放的な露天風呂が好きで、気に入っている温泉だ。
畑で汗だくになった体を洗い流し、
程よい温度のお湯で体を解きほぐして、
「やっと温泉に浸かれたね。終わり良ければね。」
と、今日の珍道中を楽しんで頂いた奥様でした。
反省!
事前に調べて出かける事!
(行き当たりばったりの旅が好きな私)
でした!
七沢温泉は、七沢荘の改装工事が終わる来年春以降、是非また訪ねてみたい。
不思議な空間の七沢温泉、気になります!
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