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【名医取材記#1】結局は「骨の強さと筋肉量が人生を決める」と実感した話

整形外科の名医を探して

はじめまして。『国民のための名医ランキング』編集部です。今回の取材記は、いろいろと医療現場を見てきて「骨と筋肉の重要さがますますわかってきた」ということを書きたいと思います。
「名医」といえば脳や心臓、がんの手術をするスーパードクターを思い浮かべる方が多いと思いますが、日常的に皆さんが困っている病気は整形外科の分野ではないでしょうか。整形外科は首、肩、腰、ひざの痛み、股関節の不調から外反母趾など幅広い部位を対象とします。これらのつらい痛みは、なかなか治らず「通院はしていますが、もう痛みとは長年のお付き合いです!」と言う方がほとんどだと思います。

加齢による深刻な筋力量の低下

さらに深刻なのは、ご高齢の方が「筋肉が衰えてきて転んでしまい骨折。その入院がきっかけで寝たきりに」というパターンも本当に多く聞きます。骨と筋肉の重要さは、これまで取材をしながら多くの患者さんを見てきて実感しているところです。もちろん、がんや心臓病も怖いですが、医師や患者さんの話をよく聞くと、実は「骨の強さと筋肉量が人生を決める」と言っても過言ではないと思うようになりました。

自分にあった専門分野の医師に受診すること

全国の名医を3年間にわたって取材した本である『国民のための名医ランキング』では整形分野も重点的に取り上げています。この本では全身の病気、全34分野を扱っていますが、もっとも掲載する医師の数が多いのは整形分野です。また、その整形外科医が得意とする分野(首、腰、肩・手、股関節、ひざ・足)をはっきり分けて掲載しているのも他の本やネット情報にはあまりない特徴です。
ここで一つ、良い整形外科医を探している方に重要なポイントをご紹介しまましょう。それは、当然のようですが「ご自身の不調部位を得意とする整形外科医にかかる」ということです。一口に「整形外科のお医者さん」といっても、名医は専門とする部位が限られていることが多いです。例えば「私は腰の名医ではありますが、ひざに関しては専門外です」という感じです。患者としては、全身をバランスよく診てもらいたいというのが本音ですが…整形外科は各部位の専門性が非常に高く、名医といわれる医師ほど得意な部位をひたすら極めている傾向にあります。

複数の医師に治療方針を聞いてみよう

まずは『国民のための名医ランキング』で自分がかかりたい整形外科医が「どの部位が専門なのか、それは自分の症状に合っているか」を必ず確認しましょう。驚くほど医師によって診断や治療方針は違いますので、複数の医師の意見を聞くこと(セカンドオピニオンといいます)が大切です。
本の中では「良い整形外科医の見分け方」について、整形外科の名医にズバリ本音トークで取材もしています。これは自画自賛ですが…『国民のための名医ランキング』は医療関係者が「数ある名医・病院ランキング本のなかで本当に信用できる情報を掲載している」として注目し、〈ひそかに〉自分自身や家族の病気でかかる名医を探すのに参考としています。
皆さんも一度、「今の診断と治療方針が本当に最適なのか、他の方法はないのか」を考えるきっかけに『国民のための名医ランキング』を参考にして頂けたらと思います。
全国の名医を探す取材は続きます!


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