【第21回さくらキッズパーク】あなたの知らないパネルシアターの世界
さくらキッズパークの概要
さくらキッズパークのミッション:
さくらキッズパークは、「子どもの成長につながる原体験を提供する」ことを目標に掲げて運営をしています。特に、幼少期の原体験は、その先の子どもたちの生き方や考え方に大きな影響を与えます。昨今では、スマートフォン浸透の影響で家に篭りがちになったり、外遊びの機会が減ったりするなど、子どもへの「原体験の提供」そのものが社会課題になりつつあります。そういった課題と向き合い、さくらキッズパークでは子どもたちに「成長につながる原体験」を提供します。
さくらキッズパークの根底にある教育への想い:
子ども教育において本当に必要なことは座学ではなく、「体験して学ぶ」ことだと考えており、定期的にあらゆる音楽やスポーツが体験できる機会を提供します。なお、子どもが楽しむことはもちろんのこと、親御さんも一緒に楽しむことができるプログラムを開催することを大切にしております。親子が同じアクティビティを体験することで、日常の親子ふれあい時間のヒントにしていただき、親子の絆を深めてほしいと思っています。
担当講師
大妻女子大学パネルシアター部
大妻女子大学にはたくさんの部活動やサークル活動がありますが、その中でも
オープンキャンパスで先輩がたのパネルシアターの公演を見たのが入学の決め手になったという声も少なくないほど、
大学を代表する部活動のひとつ “パネルシアター部” から今回は4年生を中心に
お招きし、卒業公演として令和4年度最後のさくらキッズパークを盛大に
盛り上げていただきました。
参照:https://otsuma-weboc.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/06_2020_O2%E7%A7%8B%E5%8F%B7.pdf
今回は、大妻女子大学パネルシアター部OG、
さくらキッズ保育園主任の佐藤理奈先生にインタビューをさせていただきました。
こんにちは!
Q1. なぜ、今回講師に”パネルシアター部” を呼びたいと考えられたのでしょうか?
なるほど、
企画のお名前にも「あなたの知らないパネルシアターの世界」とありますもんね。
ご参加いただいた皆さまに、たくさんの新しい魅力や世界観がお伝えできていれば嬉しいですね!
そんな、たくさんの魅力が詰まっているパネルシアターですが、
Q2. パネルシアターが子どもたちに与え得るメリットとは何だと考えられますか?
なるほど、なるほど、
子どもたちへのメリットはズバリ”表現する楽しさ”を表現者である先生方を通して感じてもらえるというところにあるのですね。
個人的には、佐藤先生が今おっしゃられた「それぞれの感性で触れる」という
ところも、とても良いなと思いました。
色々な捉え方をして良いというところが、なんと申し上げたら良いのでしょう、
今回パネルシアターを見て、そして聞いてくれた子どもたちの表現力はもちろん
ですが、自己肯定感なども育んでいくきっかけになるのだろうな、と思うと、
とても子どもたちにとってメリットが大きいなと改めて感じますね。
さてさて、そんな子どもたちにたくさんのメリットがある
Q3. パネルシアターを通して、未来の子どもたちに届けていきたいものはありますか?
ありがとうございます。
表現力や共感する力は、大人になった今、より大切で求められる力だと感じますから、是非これからもたくさんの子どもたちに表現すること、共感することって
嬉しいんだ!楽しいんだ!ということを伝え続けていってください。
最後に、今回お越しいただいたパネルシアター部の学生さん、そして
Q4. 未来の保育者へ伝えたいメッセージがあればお聞かせください。
佐藤理奈先生、インタビューへのご協力ありがとうございました!
パネルシアターについて
パネルシアターって何?
パネル布を貼った舞台に絵や文字を貼ったり、外したり、時には動かしたりして、子どもたちをドキドキワクワクさせながらお話を展開させていく保育教材のことで、お誕生日会やクリスマス会などあらゆる保育の場面で多用されるようになってきています。
また、絵本や紙芝居などは保育者が子どもたちに読み聞かせるという、どちらかというと一方通行の色が強いですが、パネルシアターはこれらとは少し異なり、
子どもたちに質問を投げかけたり、子どもたちと一緒に歌うシーンがあったりと、子どもたちが一緒に参加できるという点で、絵本や紙芝居などとは違った魅力が
あります。
パネルシアターの歴史
パネルシアターの歴史はおよそ50年前に遡ります。
パネルシアターは、1973年、古宇田 亮順(元淑徳大学、墨田区西光寺住職)さんにより創案されたとされています。1950年ごろの日本では、紙芝居や人形劇が主流だったようですが、これらは持ち運ぶには大掛かりだったことから、より手軽に
扱える素材や表現方法を探す過程で、進化を遂げ現在の形となりました。
そして、照明を暗くして行うブラックパネルシアターなど、昨今ではさらなる進化を遂げ、たくさんの幼稚園や保育園などで活用され続けています。
今回の企画テーマ
「パネルシアターの新しい魅力の発見」
テーマにこめるねらいや想い
だいぶ保育園や子育てひろばなどでもお馴染みとなってきたパネルシアターですが、その長い歴史のなかで時代に合わせて少しずつ変化してきています。
また、今回は部活動の単位でお呼びしていることもあり、普段私たちが見かける
ひとりまたは少人数で行うパネルシアターとは違った魅力を感じていただけたり、発見していただけたりすることでしょう。
最新の技術を学んでいる未来の保育士の卵、大妻女子大学パネルシアター部の
素敵な公演より、今まであなたが知らなかった、パネルシアターの新たな魅力を
見つけていただければ幸いです。
今回の活動内容
主催者がわの感想
今回、卒業公演として、当企画に未来の保育士さんたち、大妻女子大学パネル
シアター部の皆さんをお呼びしました。常時は、多方面のプロの皆さまを講師
としてお呼びしておりますが、今回は大人数で、かつこれから保育現場へ飛び出し活躍をされていく予定の皆さんだったということで、常時とはまた違った、
スペシャルな回になりました。
特に、彼女たちの公演は、大人数ならではの迫力と阿吽の呼吸が繰り出す壮大な
スケールのパフォーマンス、そして若さやエネルギッシュさが溢れ出ていたところが非常に魅力的であったと考えます。
一方、この学生たちはまさにコロナウイルスの影響を大きく受けた世代です。
現在プロとして各現場でご活躍されていらっしゃる先生方と比べると、おそらく
現場に出るまでの公演の機会も少なかったのでは、と推測します。したがって、
今回の当企画での公演を通じ、彼女たちにとっても何か得るもの、感じるものが
あったら嬉しく思います。
これから先、各々が選んだ各保育現場でご活躍されることを応援しております。
次回の告知
次回は, 食文化コンサルタントの山本誠先生を講師としてお呼びして、保育園前(外)でお野菜を見比べたり触ったり、食べてみたりといった体験型の食育講座を予定しております。
前回、山本誠先生にお越しいただき夏野菜に関する食育講座を行った際には、普段なかなかお野菜を食べてくれないお子さまが「美味しい!美味しい!」と何度も
手を伸ばす様子がみられました。今回もお野菜が大好きなお子さまはもちろん、
普段色々と工夫しているにもかかわらず、なかなか野菜嫌いが克服できない、
そんなお子さまにとっても、素敵なきっかけとなるそんな回になるのではないか、と期待しております。
また、今回は会場を外に移し、先生は子どもたちと一緒に土をいじってタネを
植える体験を予定しているそうです。
子どもたちが野菜を食べやすくなる切り方、調理法や、食べごろの野菜の見分け方などご参加いただく保護者の皆さまにとっても、たくさんのお役立ち情報をご用意してお待ちしております。
事前のご予約は不要ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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