アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.1・魅力的な豆類のスープ
アーユルヴェーダの理論では、消化力をとても重視します。
消化できずに不純物が体に溜まる…
そんな結果は避けたいものです。
消化の良い食材で、素直に素朴な雰囲気の料理を作ると、本当に優しいお料理が出来上がって、食後の胃からエネルギーが身体中に行き渡る気がします。
アーユルヴェーダ的おすすめ食材のひとつが、ムング豆です。
特にムング豆のスープが優しい。
粗いポタージュのような質感で、それでいて味わいは案外あっさり。食べるそばから胃が安らぎます。
・ムング豆のスープの作り方
①まずは豆を、たっぷりの水に浸します。
浸ける時間は1〜2時間程度で完了。
②材料をギーで炒めます。
鍋でギーを熱して生姜とクミンを炒めます。
全体に油分が回ったら、カルダモンを振り
入れて軽く炒めます。
③ムング豆を入れて軽く炒めた後、水を入れて
煮込みます。
④途中でアクをすくいながら、豆の形が無く
なるまで中火〜弱火で煮込みます。
⑤煮詰まってきたら火加減を弱めます。
塩で味を整えて完成。
暑い日が続いていますが、冷たい飲み物が胃に続けて入ると、胃が冷える上に消化液も薄まり消化の負担がかかります。
夏でも時には温かいスープで滋養すると、全身が安まります。
豆類のスープ、夏におすすめです。