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「やらなくちゃ」からの解放。

最近心がけていること。

#休日のすごし方

9月の入院から、わたし自身の生活というかルーティンの中にある思考パターンについてちょっと考え直してみました。

わたしには、先々の予定を立てては今日は何をやるんだっけ?明日は?来週は?のように常に「先のこと」を考える計画癖があります。
それは心もカラダも元気な時は問題なかったのだけど、今の私は少なくともそうじゃない。
日々「あれをやらなきゃ」「これもやっとかなきゃ」みたいに、生活の中に「~しなくてはいけない」みたいなマイルールを作ってずっと生きてきました。

できる時にやればいいじゃん。

そんなわたしが、まず考えを改めよう!と思ったのは「サボったっていいじゃん」思考に切り替えてみること。でした。
例えば入浴時、お風呂に入り終わるときには必ず床やバスタブまでスポンジで掃除して、排水溝も毎回きれいにして水垢や赤カビが生えないようにするのが当たり前。大掃除をしたくない、というズボラな理由で、使うたびにキレイを保てば問題ない。
洗面所も同じ。使ったら鏡についた水滴、タンク周り、床周りも全部拭き取って(我が家は女2人暮らしなので髪の毛は本当にすごく目立つw)キッチンのシンクも同様に。

でもほんの数分で終わる、日々の習慣にしていたことであっても退院後すぐには、それをやる気になれなかったのですよ。

多少TVボードの上にホコリがついてもいいや。1日くらい髪の毛かき集めてやらなくてもいいや。毎日掃除機かけたり、玄関やベランダのお掃除だって、できる時や気力のあるときでいいや!!

そう思うようにしたら、ちょっと心がラクになったんだよね。ちょっとくらいお部屋がゴチャっとしてたって死なないもんねッ♡

思い切って甘えたら、娘が成長したのを感じた瞬間。

我が家には17歳になる娘がおります。
外に出るのを億劫がり、面倒くさがりのオウチ時間が大好き。これまで決して進んで家事を協力してくれる子じゃなかったけれど、同居を始めて3年目。sakuraの退院をきっかけに、この2年間に教えてきた我が家のマイルールと併せ、退院後からは少しだけ甘えてみることに。
「できたらでいいからさ、あとでお米炊いておいてくれる?」とか「洗濯物ママ干しといたから、夕方までに取り込んでおいてくれたら嬉しいー」と協力をお願いして、娘がしてくれていた時には
「おぉ!やってくれたじゃん。ありがと助かった♡またお願いするね」って伝えるようにしてました。

そんなことを続けていたある日。
わたしの体調がよくなくて横になっていた時のこと、気づいたら普段ならシンクに溜まっている洗い物たちが、ちゃんと片付けてありました。そして洗濯物も干してあったの。

え?あのめんどくさがりな娘が自分から??
しかも、横になっているわたしを見守るかのように傍にちょこん、と座ってくれているではないか・・・
母、ものすごー---く嬉しかった!!!
おそらく、わたしが気分が良くない、って言ってたせいで解離を起こさないか心配してくれているんだとわかりました。

思春期。反抗期。いろいろあるよね。

そんな娘が、ある深夜にわたしが解離を起こしていて自傷に気づいたとき、傷はさほど深くはなかったもののそこそこ出血があったのと、翌日飲む分のお薬を(ピルケースに入れていた)すべて飲まれてしまっていたことに気が付きまして。
ありゃ、これはさすがに1回救急呼んどかなまずいよなぁ。。と思ってタオルを巻き巻きしつつ、そっと娘を起こしに行って簡単に事情を説明したのね。

119番しながら玄関の施錠をあけ、部屋に戻ってヘルプカードやらを準備していたらまもなく救急隊6名と警察官2名が到着。
その時点ではわたし本人だったのだけど、事情を説明したり傷を診ていただいている最中に解離が起きて、どうやら華ちゃんに交代してしまった模様。

その時にも娘は冷静に
「今出てきたのは同じ名前だけど華ちゃんていう別の子で、自傷するのはちがうハナっていう子。お薬をたくさん飲んじゃう子がいるから今はじぶんが薬は預かってて、ママが飲んだのは明日飲む予定の分だけ」ときちんと説明をしたようです。
あとで聞かされて、わたしが思っていた以上に彼女がわたしの病状について、交代人格についても知っていて驚きました。

で、やっぱりというか交代人格である華ちゃんは痛みはまったく感じていないようでした。それが1番困るのよ、、

その後わたしも解離状態から戻り、今回は傷も浅いし、飲んだお薬の量も知れているので処置だけしとけば良いでしょう、ということで救急隊も警察も帰ってくれたのだけど・・・
ただでさえ娘は男の人にはいまだに拒否反応を示す子だし、わたしの父ともまともに会話もできないのに・・
寝ている夜中に起こされた挙句、ゾロゾロと大勢の男性が部屋に入ってきてアレコレ聞かれたり説明したり、相当しんどかったろうに。
迷惑をかけてほんまにごめん。という思いと、あとで解離がとけて救急隊や警官から娘の様子を聞いて本当にこの子はもうちゃんと大人になったんやな。理解してくれてたんやって感激がこみあげてしまいました。母ちゃん泣きました。

甘える勇気は、娘を成長させていたのかもしれない。

改めて、一緒にいてくれて傍でわたしをサポートしてくれている娘には感謝。これからもそんな彼女と協力しあい、ゆるりと頑張りすぎずにのんびりと日々を生きてこうと思ってます。
そのうちアルバイトとか、もっと外に出てくれるようになるといいなあ♡そしたらまた、彼女自身の世界も広がって楽しみが増えると思うの。

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sakura

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