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RE_PRAY佐賀公演14日ライビュ感想メモ。

取り急ぎ今言葉にして書ける気持ちを
書いておきたい
忘れないうちに

RE_PRAY佐賀公演最終日をライビュで観た

埼玉公演と同じ公演なの?!と思うくらい
めっちゃ印象が違う!

何か演目が大きく変わった訳でもないし
演出がすごく大きく変わった訳でもない
でも違うの!
なんか届いて来た印象がぜんっぜん違うんだよっっ


まず、羽生くんのスケートから受ける印象が違う
緩急というのか、
押して引く感覚というのか、
静かに燃える美、とでもいうのか、、
んがーーなんて言ったらいいのーーっ
語彙力が足りんっ

余裕がある
余白がある

そうか、余白の美、というものに近いのかも

それが見ている側にも伝わって、
受け取る側のペースに合わせ
想像する余地を与えて
羽生くんが心の中に、じわじわと浸透して来る

この羽生くんにある余白の美が、
見る人の心を吸い寄せるように惹きつけて行く

羽生くんの動きの細部まで
スローモーションの様に見え始める
その形
その動き
その表情
どれもが美しく、胸に残る

阿修羅ちゃんの時に、
いつもと違うところで氷の上に倒れていたのとか
6練が抑え気味に見えたのとか
それらを物語から切り離した視点で見ると
羽生くんの体調が気になる要素もあるけど、
RE_PRAYという物語の中では
演出のひとつにさえ、感じる

それほどこの物語に羽生くんの全てが合っていた
6練なんか、手の動きも表情も
ただリンクを移動することすら
羽生くんの動きのどれもが音楽とシンクロしてた
これだけでもうひとつのプログラムになっていた
たまアリではここまでのシンクロを感じなかった

それと雑音的なものが消えた気がする
映像で言えば、砂嵐のような電波障害

これ私のほんま感覚的な印象なので
何言ってんの?と思われるかもだが、、
プロになってからの羽生くんの演技には
それら雑多なものを振り払うための
本来なら不要である
余分な力が込められていた様に見えて
私は演技を見ていて苦しい時があった

でも今回の羽生くんは全然違う
すごくクリア
清らか
清々しい

懐かしい、、
よく知る、羽生結弦が持つ、あの空気だった

どの演目も
RE_PRAYという物語の中で調和し、
必然としてそこに在った

演目ごとに色を持ちながらも
何かひとつが突出したりせず
繋がっていた、流れがあった

たまアリ公演を見た時、私は
前半に対しては重さを
後半に対しては前半に比べ、
軽さや早急さを感じていた

その感覚は佐賀公演では全く無かった
RE_PRAYというひとつの物語だった

物語の進むテンポも良く、
羽生くんの言葉たちが
以前よりもずっと届きやすくなっていた

映像も、
目の中や心の中に留まる印象的な姿が
以前よりもずっと多く感じられるようになった
これはテンポの違いのせい?
演出のブラッシュアップの効果?
音楽とライティングと映像のマッチングが
すごく心地良かった

映像と演技という、
2次元と3次元の移り変わりも、
今回は全く感じなかった

映像の中の羽生くん、次に会場の風景が映る
そんな風に切り替えても、全く違和感がない

今回のライビュの映し方も良かった
スケートがよく分かる引きの映像と
羽生くんの表情をしっかり捉える寄りの映像を
物語の流れに合わせて映してくれていた

全体に広がる光など物語の抑揚に重要なライティングは、
会場全体の雰囲気が良くわかるように切り取ってくれていた

MCもめっちゃ良かった、、
言葉が、真っ直ぐに届いて来た
羽生くんの優しさが溢れていた
一生懸命言葉を考えて
しっかりと観客を見て話してくれていた

これだよ、
これこそ羽生結弦だよ、、

真摯さ
繊細さ
優しさ

今まで気になっていたあの不穏なものは消えていた

羽生くんだ
今までずっと見て来た羽生結弦だ

RE_PRAY全体を包む印象として
希望が持つ、明るさを感じる

この明るさに、私は
羽生くんらしさを感じるんだ

羽生くんが普段から醸し出す空気感の色

羽生くんの吹き込んだ、命の色

進む力
何が良いも悪いもなく
選び取った今を生きる

自分を認める
今を感じる受け止める
そこから生まれる、光の輝きのような

素晴らしかった
アイスストーリーと銘打つ理由が良く分かった
これは「アイスショー」じゃない
アイスストーリーとしか呼べないものだ

すごい、すごい、すごい、
羽生くんのしたいこと、表現したいことが
グンと精度を増している、届いて来る

もっともっと、色んな人に見て欲しい
羽生結弦のフィギュアスケートを
羽生くんが生み出しているものを

いやーーもう、次の横浜が楽しみで仕方ない!




読んでくれてありがとう
夜中書いたけど勢い止まらず書ききれず
朝になった、笑

おはよう〜
今日も仕事がんばろ〜

ではまた!

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