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不登校あるある 私たち、もっと自信を持っていいよ

「息子の不登校② 教室前の廊下で」や「不登校あるある 欠席の連絡はいやではないですか」を書いて,学校に欠席連絡するときの嫌な気持ちを思い出しました。

学校だけでなくて,一緒に登校するお友達に「先に行ってて」と伝えたり,子ども対応で仕事に影響しそうなときは職場に連絡したり。

さらに習い事を休む時はその連絡をして…と1日にいろいろなところへ連絡しなければならず,そのたびに「すみません…」と謝っていました。

朝から謝ってばかりだから,いやでも親の自己肯定感が低くなりますよね。

桜川さんは,息子は早々に学校に行かないと決めたので欠席連絡をしていた期間は短かったのですが,娘は学校に行きたいのに体がついていかない人で高校2年までは欠席が多かったので,ずいぶん長い間,欠席連絡の電話をしていました。高校を卒業してもう欠席連絡する必要はなくなりました。あぁ,この解放感!

おまけに世間の人は,不登校の子どもの親=子育てに失敗と思っている,あるいは親自身がそう見られていると思っているので,ますます小さくなって道の端っこを歩かなければいけない気持ちになっていました。

でも,そもそも学校に行けないことは謝るべきことなのでしょうか?

学校が自分に合わない場所だから,学校でいやなことがあったから行けない,むしろ行きたくても行けない,という子がほとんどなのではないでしょうか。

子どもの側から考えたとき,「学校の○○がつらいから」などの理由があるのでは?

子ども目線での行けない理由を頭の隅で意識して,うちの子が悪いわけではないと思えると,必要以上に自分を責めなくてもいいのかな,と思います。

学校に行かない子を持つママ友と話していると,そうでないママ友より,自信がない方が多めに感じるのです。

学校に行くことが当たり前の世の中では少数派ですし,周囲にいろいろ言われるから自信を失うのは仕方ないと思います。

でも,言うべきことはきちんと言おうよ,自分の子どもはちゃんと守ろうよ,そこは自信を持とうよ,と思う場面も見てきました。

学校や不登校支援者に対して「お世話になっているから」などと遠慮してしまったり。

遠慮して言わなかった気持ちが抑えきれなくなって,ある日突然爆発してしまって相手と衝突してしまったり。

そうではなくて,子どものために主張すべきことはきちんと伝えるべきだし,そのためには冷静に説明して理解を求めるべきなのではないでしょうか。

子どもが学校に行っていてもいなくても,関係なく大切な自分の子どもです。自信を持ちましょうよ。

だって私たちは,その子の親なのだから。

それは揺るぎないことなのだから。


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