息子の不登校⑪ 鬼ごっこ三昧の息子と妄想するハハ
さて,ハハがフリースクールの見学や親の会に参加したりする一方で,息子は入会して数か月もしたら,すっかりスクールの一員になってしまった。
最初の頃は自転車で通っていたが,よそ見をして電柱にぶつかったのをきっかけに電車通学になった。彼は家から駅までの徒歩15分ほどの道のりを,自然を感じながら歩くひとときとして楽しんでいた。
相変わらず10分前に着くことにこだわり,毎日同じ時刻の電車に乗って通った。フリースクールの玄関の前で,待ち遠しげに2階を見上げながら待つ姿が目に浮かぶようだ。
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小学2年生から学校に行かなくなった息子のフリースクール・ライフ。
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