就職活動失敗して、フリーターになりました。
大学選びは、家から近い国立大学を選び土木系の学部に進みました。ただ、土木の仕事には全く興味がなくアルバイトと部活に明け暮れる日々。そんな私にも就職活動の時期になりました。
大学3年生の3月に内定獲得。就活終了。
大学の専攻した分野には興味が持てず、アルバイトで居酒屋のホールを経験していたこともあり接客業を受けていました。そして、行きたいと思える1社を受け、内定をもらいました。私は、母の反対を押し切りそのアパレル1社を受けただけで就職活動を終了しました。
研修開始!そして、内定承諾後辞退・・・
大学4年生の5月から週5以上で内定先で研修という名の就業が始まりました。アパレルの仕事を全く理解せずに、働き始め徐々にギャップを感じるようになりました。
まず、売上目標がある事を知りませんでした。って言っても、民間企業である以上は売上を作らないと会社は維持できないので当たり前のことですよね。恥ずかしながら、そんなことも知らない学生でした。日々の目標に追いかけられる感じがたまらなく嫌でした。だんだん、好きから辛いに変わっていきました。
そんな時に、あるお客さんと出会いました。40代くらいの方で、私が売っている商品のターゲット層より年齢層は上でした。その方が見ていた服に対して、コーディネートの提案をしたんです。その時に、お客さんの表情が変わって「こういう雰囲気なら、私でも着れるわ!」といい、購入してくれました。
この経験から、私はただ服が好きでその仕事がしたいんではなくお客さんが思っていないような新しい発見や機会を提供していく仕事がしたいんだと気づきました。
悩みに悩んだ末、大学4年の11月に内定承諾の辞退をしました。そこからの就職活動はうまくいくはずがなく、大学を就職浪人するだけのお金もないためそのまま卒業しフリーターになりました。
※今、人材の仕事をしているので最低なことをしたと思っています。
なぜ、失敗したのか?
就職活動するうえで、「未知」は悪だと思っています。
失敗した1つ目の原因は会社員の中でも、業界・業種・職種など様々な種類がありそれを知らなかったことです。昔から、チャレンジすることに臆病なところがあったため企業を探すときに「実績のある大学欄」に自信の大学名がなかったら、エントリーしても無駄だと思っていました。なので、知るということを最初から自分でやらなかったんです。
二つ目の要因はアパレルの仕事内容・キャリアステップを知らなかったことです。いいなと思っている会社に出会えて、働きたいと思ったらそこには自分の理想があると思い込んでいました。そのため、会社の事を理解しようとしませんでした。
三つ目の要因は自分の能力・スキル・向いていること・何をしたいのか知らなかったことです。自己分析って、本当に大切ですね。今でも自己分析は苦手です。出産を機に今後のキャリアを考えようと振り返ってみているものの、なかなか深まりません…これだから、就職に失敗するんだなと痛感してます。
社会人1社目に就職する企業は?
とは言え、生活のために働かないといけないので就職します。その時に考えた軸は3つ
・3年で辞められるところ
・制度は整っているけど、激務のところ
・無形商材
この3つに当てはまる企業に無事就職ができ、私の社会人人生がスタートしました。自分キャリアに後悔はしてないですが、人生を戻れるのなら大学受験と就職活動はもう一度やり直してみたいと思っています。娘にはこういう経験をして人材業界で働いていた経験があるから、世の中のことは伝えていきたいと思っています。