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「思考」と「感覚」について

私たちは、考える生き物だ。
でも、たまに考えることが大変になってしまうことがある。

「思考」と「感覚」の違いとは

「感覚」は、味覚・視覚・触覚・嗅覚・聴覚で感じたことであり
いわゆる「五感」で感じたこと。
「暑い」とか「寒い」とか、「痛い」とか
体で感じることである。
それは、その人独自の感覚であり、
それが正しいかどうか、ということは関係がない。
だが、「思考」になると、話は別で
例えば「こうしたい」と思っても
「いや、待てよ。でも、〇〇さんがこうじゃなくて、ああしたら良いと言ってたな」と思ってしまったりするので
「正しい」「正しくない」」という判断が出てきたりする。

私も、昔はそうだったので、よくわかるのだけれど
思考が優位になると、本当に厄介なのだ。

自分がどうしたいか、わからない


「思考」が優位になり、働きすぎると、こんなことが起こってくる。
自分がどうしたいか、というよりも
「何が正しいか」ということにフォーカスを当ててしまうので
だんだん、「こうしたい」がわからなくなってしまうのだ。

「こうしたい」と思うこと自体を放棄する、というか
なかったことにしてしまう感じだ。
そして、思考がグルグルと回り続け
夜も眠れなくなってしまう。

「感覚」を取り戻す

こんな時に重要なのは、「感覚」を取り戻すことだ。
自分の得意な感覚から、入ってみよう。
普段、都会にいて忙しくしている人なら
森に行って、小鳥のさえずりを聞いたり、風の音を聞いたり。
好きなオイルの匂いを嗅いだり
ふかふかのタオルの感触を楽しんだり
呼吸に気がついたり
そんなことをしてみよう。
好きなように絵を描いたり
歌ったり、踊ったりするのもいいかもね。

決められないときは

思考が優位になっている時陥りがちなのは
AがいいのかBがいいのか、決められなくなってしまうこと。
こういう時は、「どっちでもいいから、決められないんだ」と思って
あまり考えずに、どちらかに決めること。
最初は怖いかもしれないけど
やってみたら、そうでもなかったりする。







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