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日本人夫婦のセックスレス(定義によると一か月以上性的な触れ合いのない状態)の割合が右肩上がりなのをご存じの方は多いと思うが
こちらの記事を読んでくださっているあなたは、最近sexを楽しんでいるだろうか。


ちょっとだけ私の話になるのですが…
私自身は性欲がちゃんとあります。

好きな人と触れ合うことはとても気持ちの良いことだと思うし、それは健康であることの証だとも思っています。
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しかし、これ。
正確に言うと、「今は」そう思います。

というのも、数年前は違いました。
女性である自分自身に性欲があることをおかしいと思っていました。

「女性なのに性欲があるなんて恥ずかしい」
「主人よりも自分の方が性欲あるなんて恥ずかしい」
「自分は淫乱なのではないか」
「私はどこかおかしいのではないだろうか」

そんなことを考える日々でした。
なぜそんなことを考えるようになったのかというと、主人とのセックスに対する必要度に大きな隔たりが出来ていて、それに対して私が深刻に悩んでいたからでした。

私と主人の性欲に大きな違いが出てきていて、私は主人とのスキンシップを我慢することが重なっていました。いくらしたいと思っても、相手がしたいと思わなければsexを含むスキンシップはできないものです。(性別が逆になるとそれでもできてしまうことがあるので、それはそれで大きな問題だと思いますが)


「主人に性欲を感じてもらえない自分は女性としての魅力が欠けているのではないか」

「主人が私ほどsexをしたいと思っていないのは、すでに私のことを女性として見ていないからではないか」

「私にはもう女性としての魅力がないのではないか」

こんな風に思っていました。

人間の三大欲求は《食欲》《睡眠欲》そして《性欲》ですが…
人は「食べられない(食べ過ぎてしまう)」もしくは「眠れない(もしくは眠りすぎてしまう)」のように、職や睡眠については健康のバロメーターとして当然のように気配りをしますよね。

それなのに、性欲がないことについてだけなぜ配慮がされないのか…考えてみたらおかしなことだと思いませんか。

ここには、日本文化の中に生きる私たちが抱きやすい傾向が如実に現れていたと思います。

それは例えば
性的なことへのタブー視であったり
特に女性がそれを語ることをよしとしない風潮
そんなものが私たちの身の回りでは当たり前のようにされていて

だからこそ、私自身は自分の苦しさを誰にも相談することができなかったし
そもそも自分はどこかおかしいのではないかと思ってきました。


しかし、性欲があることは本来ならば健康で自然なことです。
《はしたない》《淫ら》といった言葉で語られてしまうようなものではないはずです。

なので…
声を大にしていいたい。

女性だって性欲はある。
女性だってSEXしたい。
女性だって性について知りたいし語りたい。

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