『2022 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』
前回まで過去に選出した曲たちをご紹介させていただきましたが、今回はいよいよ最新版、2022年版をご覧いただきます!
関ジャム名物企画のオマージュ企画では有りますが、あちらは音楽のプロがプロ目線で選出するのに対して、こちらは音楽を好きすぎる素人が、やりたい放題選出しております笑
音楽好きを名乗る以上音楽自体はそこそこ幅広く聴きますが、ファンであるアーティストに選考が偏りがちな件はご容赦ください。
ただ、毎年の事ですが忖度は一切しません。
ガチで素晴らしい!と思った楽曲のみ選考しています。
尚、例年通り順位はあえて付けていません。
全曲、俺がどハマりした曲ばかりなので、全曲間違いなくNo. 1なのです。
それでは行きます。
『2022 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』‼︎
(2022年中にCDもしくは配信で発売された曲の中から選考)
1曲目:双葉(あいみょん)
あいみょんが以前TVで「“順風満帆″って言われるのが嫌い。順風満帆って何やねん」って言ってた事が有った。
あいみょんは学生時代勉強が苦手だった事もあり、学校に上手く馴染めず、「歌手になりたい」と夢を語るも教師や同級生たちに笑われ、居場所が無くなり高校を中退している。
そんな彼女が“その頃の自分“のように悩む10代の子たちに向けて歌った、優しさ溢れる曲。
″傷が絶えない人生を送ってきた“あいみょんが歌うからこそ、こんなにも心に響くのだろう。
「頑張れ」や「負けるな」じゃなく「可愛く揺れなよ」って言っちゃう所が、もう素敵すぎる✨
2曲目:姿(あいみょん)
昨年2022年、あいみょんが生まれ育った地元兵庫県西宮の甲子園球場において弾き語りライブを開催した。
そのライブでインディーズ時代の苦悩や決意を綴った名曲『tower of the sun』を涙をポロポロ零しながら歌い切った後、始まったのがこの曲。
あいみょんにとって間違いなく特別だったであろう時間帯の後に、“記念日は気にせずに いつも通りで過ごせたらいいわ そう思ってる 特別な事ばかりの日々だけじゃ 少しつまらない気がするから″と歌うのが、まるで自分のファンに向けて歌ってるようにも感じられて、その歌声はどこまでも、どこまでもエモーショナルに響いた。
3曲目:Queendom(Awich)
ROCKもPOPもFUNKもHIPHOPも、いろんな名曲あれど、やっぱり“生々しいノンフィクション“に敵うものは無いんだなぁと強く思う。
NHKの番組で、母校の音楽室でこの曲を堂々とパフォーマンスしたAwichは、本当にカッコ良く神々しさすら感じた。
波瀾万丈な人生を歩んできたAwichが辿り着いた日本武道館のステージ。
もっと強くなるために“Queen″を名乗ったAwichに、これからも大注目していきたい。
4曲目:カメレオン(King Gnu)
2022年、サッカーワールドカップのテーマソング『Stardom』が印象的だったKing Gnuだけど、俺はこの曲が好きです。
恋をしない人なんてこの世に居ないと思うが、恋する相手の心の中こそが、この世で最も難解なミステリーである。
そんなオシャレな表現をした曲のタイトルが『カメレオン』(カメレオンは周りの環境や心理状態によって体の色を変化させる)というのも、オシャレ過ぎやしませんか。
天才常田大希のソングライティングセンスに脱帽!
5曲目:熱海(Kroi)
俺が昨年の″+15曲版“で紹介した『Juden』と同じアーティストとは思えないぐらい爽やかかつ超POP!
それでいて持ち味であるファンキーなグルーヴもしっかり聴かせる辺りがタマラナイ。
「こんな曲も書けるのか。スゲェな✨」ってなりました😆
ここまで突き抜けた楽曲だと、歌詞に意味なんか無くても受け入れられてしまう。
“サンシャインたけなわ″ってパワーワード何w
6曲目:明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ(斉藤和義)
和義さんらしい、鬱々とした時代を強烈に皮肉る歌詞。
OPのアコギをかき鳴らす音から、もうブチ上がるしかない曲!
音楽ファンとしては、サビの歌詞がボクらの全てを表現してくれていて、もう最高としか言えない。
そう。きっと大好きなあの音楽が、なんもかんも忘れさせてくれる!
7曲目:Beautiful world(玉置浩二feat.絢香)
2022年にソロデビュー35周年を迎えた“日本最高峰のボーカリスト“玉置浩二さんが、彼も一目置く最高の女性SSW絢香と紡ぎ上げた、極上のコラボレーションソング。
歌の上手い歌手は世界中に数多居れど、「♪Hmm〜♪」の1音だけでリスナーを痺れさせる事ができるボーカリストが、何人居るだろうか。ただただ感嘆。
平和を願い、愛に満ちた絢香作の歌詞も素晴らしい。
8曲目:ベルベットの詩(back number)
映画『アキラとあきら』主題歌。
「決して楽ではないが」
「正直者は馬鹿をみるが」
「努力は実りづらいが」
それでも、きっと人生は素晴らしい。
そう有ってほしいという“願いの唄″
ずっと弱い男の心情を歌ってきた彼等が、今こそ伝えたい力強い渾身のメッセージソング。
9曲目:光るとき(羊文学)
TVアニメ『平家物語』OP曲。
コ口ナウイルスに振り回されてきた、この数年間。
更に人類最悪の罪である戦争がリアルに起きているこの時代。
それでも、“何回だって言うよ、世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ″ と高らかに歌う。
2022年、間違いなく心のど真ん中に響いた名フレーズ!
10曲目:まつり(藤井風)
アルバム『LOVE ALL SERVE ALL』(全てを愛し、全てに仕えよ)を最も体現してる曲。
インドがルーツと言われる風くんだけど、″日本の和″ ″オシャレな洋楽“の要素も取り入れられていて、もう「藤井風全部盛り」のような楽曲だと思うし、もっと言えば藤井風流の反戦歌でも有るのだと、俺は勝手に解釈している。
そしてインドと言えば、最近風くん界隈はいろいろ騒がれてるけど、個人的見解を言わせてもらうと、“何を言われようと彼の音楽は素晴らしい″に尽きる。
まぁ、もし彼がリスナーを特定の信仰に導くようなアクションを起こすなら別だが、藤井風がそんな事を絶対にしない事は、ある程度初期から彼の音楽を聴き、人となりを見てきた者ならみんな知っている。
team風も付いてる。
苦しむことは何もない
肩落とすこた一切ない
ない なあああああああい!
11曲目:grace(藤井風)
藤井風というアーティストは、デビュー曲の『何なんw』がまず衝撃的に素晴らしかったのだけど、そこから次々と“最高傑作“を更新していってるのが本当に凄くて、『青春病』の時には「いや、この完成度を超えるのは、しばらくは無理だろ。。」とか思ったものですが、、はい!あっさり超えてきました笑
サウンド的にも今までで1番と言っていいほどキャッチーかつ、全てを浄化してくれるような美しいメロディーがどこまでも心地良いのだけれど、今作は歌詞も秀逸。
人生でピンチに陥った時、悔しさや悲しさで心折れそうな時神様に助けを求めたくなるけれど、その“自分の中に住む神様″こそ自分自身であり、自分だけが自分の心を救う事ができる強い存在なんだという、全ての人の心に光を当てる事ができるポジティブソング。
いや、本当に素晴らしい曲。
こんな凄い曲を作れる、日本が世界に誇れる才能を、これからも思う存分発揮できる環境になっていく事を、心から願っています。
12曲目:永遠(Mr.Children)
Netflixにて公開された映画『桜のような僕の恋人』主題歌。
″理不尽な別れ“ “理不尽な悲しみ“は、予告なく誰の人生にも忍び寄ってくる。
事故・・・病気・・・事件・・・自然災害・・・
作品に深く寄り添いながらも、「冗談が過ぎる たとえ神様であっても 死ぬまで許さない」という強い怒りと慟哭のコトバは、多くの人の心の大切な場所に響いた事だろう。
そして、この曲のイントロとアウトロを作ったのは他でもない、Mr.Childrenと共に22年にも渡って共に音を作っていた盟友であり恩人小林武史氏。
桜井さんは「僕が作ったんじゃ、この切ない甘酸っぱい感じがどうしても出せなくて」とアレンジを依頼した理由を語っていたが、30周年という節目の年に小林さんの音で歌いたかったんだと俺は思います😊
″あの頃のミスチル “の音に感涙😭
13曲目:生きろ(Mr.Children)
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』主題歌。
近年の桜井さんはタイアップの楽曲の時には、なるべく作品のストーリーに寄せて歌詞を書く事が多いのだけれど、この曲も当初はそうしようとして作っていたらしい。
しかし、完成してみると、あまりにも辛い事が多かった2020年代を歯を食いしばって生きてるMr.Childrenファン一人一人の、いや今現在生きている人類一人一人への応援歌のような、そんな曲となっていったんだ。
何らかの痛み、苦しみを抱える、全世界の全ての人に贈りたい。叫びたい。伝えたい。
“生きろ‼︎″
14曲目:白(山内総一郎)
2009年のクリスマスイブ、12月24日。
紛れもなく″天才“だったフジファブリックの絶対的フロントマン志村正彦くんが天国に旅立った。
正直な気持ちで言わせてもらうと、なぜ残された3人がここまで必死にフジファブリックというバンドを守り続けてきたのか、完全には理解できていなかった。
だって、もうバンド名の由来である山梨県富士市出身のメンバーは1人も残っていないのに。
でも、山内くんがソロ名義で発表したこの曲を聴いて、凄く腑に落ちた感じがしたんだ。
志村正彦の事を歌い続けるために。。
志村正彦の命が宿った曲たちと共に生きていくために。。
ラスサビで山内くんは“この道もいつか君のもと 届くはずだから Bye Bye は 言わないって決めたよ“ と高らかに歌う。
「バイバイ」ではなく「Bye Bye」。
フジファブリックの音楽を愛する者なら涙せずには居られない。
15曲目:Frankenstein(Rina Sawayama)
何と全英チャート初登場3位を記録したアルバム『Hold the Girl』収録曲。
自分の内面と戦う歌詞の世界観も含めて、理屈抜きにとにかくカッコいい!✨✨
Rinaは幼い頃からイギリス在住なんだけど、歌手に憧れたルーツが宇多田ヒカルや椎名林檎という事もあり、英米ポップスとJ-POPの融合を違和感なく作り上げ大ブレイクを果たした天才。
彼女の才能は、「イギリス国籍じゃなければノミネートされない」という、イギリスの音楽賞のルールすら変えてしまった。
作詞作曲アレンジはもちろん、MVの監督すら自分でやっちゃう多才ぶりもホントに素晴らしい✨
日本人野球ファンにとって大谷翔平が誇りなように、Rina Sawayamaは日本人の音楽ファンの希望だ。
以上!『2022 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』でした。
あくまで″超個人的“な選考なので、「おいおい、あの名曲が何で入ってないんだ⁉︎」とか「このアーティストなら、この曲じゃなくてあっちの曲でしょ!」とか、いろいろご意見は有るとは思いますが、苦情は一切受け付けておりません!笑
さて、2022年も素晴らしい曲が沢山産まれた1年だったわけですが、今年2023年もいきなり凄いアルバムが発売になります。
俺が敬愛するスガシカオさんの約4年ぶりのオリジナルNewアルバム『イノセント』(2023年2月1日発売)です。
既にライブやラジオでの音源解禁が行われていて、来年のこの記事に何曲か入ってくるのは間違いない名曲揃いなんですが、、ホントにヤバいですよ😆
既にYouTubeにフルで上がっている収録曲2曲がこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=ZaUiuGJBZi0
いや、振り幅異常すぎて、もうww
少しでも興味を持たれた方は、2月1日発売のアルバム『イノセント』を、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!
2023年も、アーティストの皆様にとって、そして音楽を愛する皆様にとって素晴らしい年になる事を心より願っています。
今夜放送になる本家関ジャムのランキングも楽しみですね✨
I LOVE ROCK‼︎
I LOVE POP‼︎
I LOVE FUNK‼︎
I LOVE MUSIC‼︎✨✨
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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