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やさしい世界をつくる

リアルの世界とデジタルの世界
今、世界が2つ存在しているのではないだろうか。

リアルと書いたけれど、どちらが本当の世界なのか正解を付けることは難しい。
むしろ、どちらも本当の世界なのだろう。

どちらが居心地がいいのか?

デジタルの世界は、リアルの世界に比べて範囲が広い。
言ってしまえば、地球規模でつながることができる。
リアルの狭い世界に比べると、広すぎて怖いとも感じるが、、、

デジタルの世界の方が、素の自分を出せるという人は、多いのではないだろうか。
こう言っている、私もこうしてnoteで自分の思いを書いている一人である。

繊細な人が増えている

最近、HSP質という言葉をよく聞く。HSP気質というのは、生まれつき繊細な気質の持ち主で、何に繊細かは人それぞれである。
私も、HSP気質がかなり強い。
設問がほぼ当てはまるので、かなりの繊細な人間である。
(ここでは、HSPについての説明は避けるが、興味がある方は、ぜひ知ってほしい。)

HSPであってもなくても、特に人間関係に繊細になっている人が多いのではないか。
私は、今は教壇から離れているが、十数年教師だった。
今は、フリースクールの手伝いをしている。

たくさんの子どもたち、そしてその親と関わってきて、人間関係に疲れ、不安を抱え、苦しむ姿を見てきた。
大人になって、その苦しみから解放されるかというと、そうでもない。

大人になっても意地悪な人はいるし、マウントをとって馬鹿にしてくる人だっている。
結局、大人の世界でも、子どもの世界でも、起きている出来事は変わりがないのだ。

「先生!○○くんが、掃除をしません!」
「課長!○○さんが仕事をしません!」

例えがあれだが、なんら変わらない。

人間関係でも、同じことが言えるだろう。
学生時代も大人になっても、リアルな人間関係の難しさが変わらないのなら、いつ自分の本当の気持ちを出せばいいのか。
心が強靭な人なら大丈夫だろうが、大半の人がそうではないと思う。

そんな時、デジタルの仮想的な世界が存在したら、、、、

デジタルの世界では、私を知っている人は、ほぼいない。
もちろん、Facebookなど実名で活動している人は除く。

なんのしがらみのない世界なら、自分を出せるという人もいるだろう。

リアルの世界では、どう頑張っても自分の力では変えられないものがある。
しかし、デジタルの無限の世界では、自分を自由に表現できるのだ。

リアルの世界では、気の合う人がいなかったかもしれない。
でも、何億人の中には、自分と気の合う人がいるはずなのだ。

どちらが本当の私か分からなくなる。

リアルでは言えないけれど、デジタルでは、言える。
本当の私ってどっち?

長年私が悩んできたことだった。
出した答えは、どちらも本当の私なのだ。

ただ、どんな自分を大切にしたいのかは、自分で決めないといけない。

どんな私でいたいか?
どんな世界で生きたいか?

これは、自分で決めていいのだ。

私は、私と私の周りにいるとにとって、やさしい世界であってほしいと思っている。
これは、リアルであってもデジタルであってもだ。
綺麗ごとと思うかもしれないが、争わず、競わず、感謝の気持ちでいっぱいのやさしい世界であってほしい。

そのためには、自分の思いを大切にする必要があるだろう。

どんな私でいたい?
どんな世界で生きていたい?

今までがどんな人生であっても、今どう生きるかは今の私にしか決められないのだ。

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