見出し画像

問題がわかれば半分解けたも当然

表題の言葉なのですが、西洋の格言です!

そもそも問題には目に見える問題と目に見えない問題があります。

目に見えない問題って?
と思ったあなたこれから詳しく説明していきます。

1人間の死

画像1

生には限りがあるので、いつか誰でも死んでしまいます。
早いか遅いかの差があるだけです。
ところが死については、たびたび問題と問題じゃないに分けられています。
現在コロナウィルスでなくなってしまった人は問題。
がんで亡くなってしまった人は問題じゃないという風潮になってますよね。

なんででしょうか?
死という現実に対して人は問題と問題ではないを頭の中で分けているからです。

例えば、
街中で人を殺せば犯罪者ですよね。
ですが戦地で人を殺せば英雄になりますよね。

殺人ですら、
問題じゃない場合が発生しうるのです。

2目に見える問題

画像2

典型的な例は機械の故障です。
時計が止まって動かない。
冷蔵庫が電源が入っているのに動かない。
など、
機械や設備などの物理的産物はもちろんのこと、
医薬品や食品などの科学的産物、
法律や制度などの社会的産物、
が有効に機能していない場合多くの人は問題だと唱えるでしょう。

このように目に見える問題というのは、
誰にとっても問題と定義づけやすいです。

2目に見えない問題

画像3

例えばガンはどうでしょう。
目に見えないため、気づいたときにはもう時すでに遅し、ですよね。
初期発見なら問題ではない、ステージ3以降なら問題
など、可視化できたときにはじめて問題かどうかがわかります。

今回のコロナウィルスも同じことですよね。
コロナウィルスが見えないから
人と人の接触で感染→大人数で集まらない→
周りに感染者が出た(もしくは症状が出た)→検査を受ける
→陽性反応が出る→自宅待機→重症者入院→1.5%の方が死亡

という流れです。
これはコロナウィルスが問題なのでしょうか?
それとも人が集まってることが問題なのでしょうか?

この問題の定義が一人一人違うため世界的に混乱を招いているかもしれませんね。

先ほども話した通り、人は必ず死を迎えます。
それがコロナウィルスが原因で亡くなってしまった人が問題で、
他の原因で亡くなってしまった方は問題ではない、
という状況を作り出してしまっています。

話がそれましたが、
目に見えない問題というのは、
まず問題があるのかないのか、なぜそれが問題なのか?を明確にしなければいけません。

この目に見えない問題に敏感な人が世の中にいます。
わずかな情報からたちまち問題を見つけ出し、問題を作り上げてしまいます。

このような人というのは、
わかっている事実とわからない事実をうまく結びつけて問題形成ができる人と言えます。

ではなぜ目に見えない問題を見つけ出せるのでしょうか?

それは問題意識がどこから来るのかを理解することが重要です。

画像4


よく問題意識を持て!
と学生時代から言われませんでしたか?
そもそもこの問題意識というのは一体何なのでしょうか?

目に見える問題というのは、
すでに見えていますから、問題と簡単に定義付けられます。

つまり問題意識というのは、
目に見えない問題、気が付かない問題に対して使われる言葉なのです。

画像6



例えば、
常に体重に気を使っている人であれば、
毎日体重計に乗る事でしょう。
わずかな体重の増減を気にして、昼ご飯を少量にしたり食べなかったりすることでしょう。
この方にとっては、体重が増えることが問題ですね。
逆に体重を気にしていない人はどうでしょうか?
毎日体重計には乗らないと思います。
そして好きなもの好きなタイミングで好きだけ摂取すると思います。
この方にとって体重の増減は問題でしょうか?

問題ではないですよね。

この例にすでにお判りでしょうが、
問題意識の裏には常に目標意識があるのです。
目標意識があるからこそ問題意識が生まれるのです。

だからこそ
目標意識を共有すること、
目標意識を共通認識すること、
目標意識を可視化できる状態にすること、
目標意識を共通言語にすること、
目標を共通理解すること

これが社会にとって重要なことです。
となると初めて目に見えない問題意識することができ、
目に見えない問題を解決できるようになるわけです!

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11


見ていただきありがとうございます。励みになりますので、良ければ”好き”を押していただけたら嬉しいです!