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離れていても 何年経ってもずっと
正体不明の漠然とした不安が脳裏をよぎり、「あ、だめかもしれない」と思ったとき、会いたいと連絡をくれる友人がいる。
年に2、3回しか会わないし、その前後くらいしか連絡も取らないのに、まるで私の全てを知っているよう。
悩みを人に言えなくて、「あのときそう言えばこんなことがあってしんどかったんだよね」と笑いながら事後報告になってしまいがちな私が、唯一リアルタイムで頼れる友人がいる。
その子は頭が良
2017年5月21日
あなたは私にたくさんのものをくれたのに
私はあなたになにも与えることができなかった。
家族でもなければ友人でも恋人でもない、ただ134時間を共にしただけの人。
それで済む関係なはずだった。
2時間が経った頃、私はあなたに
受験生なのに1週間も学校休むなんて信じられるかと聞いた。
そしたらあなたは
俺は早く学校に行きたいと言った。
6時間が経った頃、私はあなたに
明日が怖いと言った。
そしたら