タイトル
「今日はね、本を5冊も借りてきたよ」
「誕生日は泣いちゃいそうだよを5巻欲しい」
「今日の空、あの本のあの描写そのものだ」
「あの本のあの子も、こんな気持ちだったのかな」
「この本、良かった。きっと貴方も好きだよ」
私の人生は、本を中心にできているな。
なぜか商業施設の廊下で極細ポッキーを配っているお兄さんを横目にそんなことを思った。
「毎日日記をつけているんです。それも10年」
「自分しか見れないアカウントを作って、そこに毎日呟いているの」
「自分がそのとき感じたことをそのまま歌詞にするのが好きで」
私の憧れる人たちはみんなこんなことを言う。
真似しようと頑張ったこともあったけど、
私には素敵な日記帳に文字を綴れるほど綺麗な心は持ち合わせていないし、
自分の正直な気持ちを自分だけが見れるのってなんだか気恥ずかしいし、
感情をそのまま歌詞にのせることってとても勇気がいるし。
どれもなんだか私らしくなくて
でも自分の感情を文字にするのはすき。
人の心を文字を通して感じることもすき。
こうしてたどり着いた場所が、ここ。
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