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看護師夜勤ってどんなもん?

こんばんは!悩める看護師です!
最近花粉症の薬のせいで眠気がピークすぎます。この前は、お風呂の時シャンプーを流すの忘れてパジャマを着てました。全部花粉のせいだと信じています。

今日は看護師の夜勤についてです!看護師を続けていくにはついて回るのが夜勤問題!クリニックや産業看護師などどこに所属しているかによりけりですが、多くの看護師さんは夜勤を経験しているのではないでしょうか。
今日は私が夜勤で感じたメリット・デメリットを紹介します!

夜勤のメリット・デメリット

【メリット】
・お給料が増える
・平日のお休みが取れる

【デメリット】
・勤務時間が16時間、残業が3-4時間で長時間労働。
・食事や休息の時間が不規則
・スタッフが少ないため、急変時やお看取りの時に心身ともにストレスがかかる
・平均18人の患者さんの受け持ちをする
・約50人の患者さんの点滴をチェックし漏れがないかチェックする
・約50人の体位変換、おむつ交換をし床ずれや皮膚の傷ができないようにする
・患者さんが転ばないようにしないといけない
・16時間勤務のうち、定められている休憩が15分と1時30分。休息時間30分。
・採血を1時間以内に計15人程度行う
・シフト制のためいつ夜勤が決まっていない。
 夜勤おわり→翌日日勤・夜勤のときもある。
・自律神経が乱れて、不眠症、頭痛、腹痛、嘔気などの症状が起きる
・月経不順となる


【夜勤のタイムスケジュール】

16:30 出勤 患者さんの情報収集 18人 (実際は14時半に出勤)
17:00 申し送り
17:15 ラウンド
(バイタル測定、点滴交換、血糖測定、インスリン注射、食前薬配薬、ナースコール対応、トイレ誘導、体位変換)
18:00 夕食配膳  ナースコール対応 
18:30 食事介助10人 ナースコール対応 トイレ誘導、
19:30 食後配薬18人 ナースコール対応 トイレ誘導
21:00 おむつ交換、体位変換、ナースコール対応、眠前薬配薬
ここまでに緊急入院1-2件
22:00 消灯、環境整備、眠れない患者さんへ追加の眠剤配薬、点滴交換、血糖測定
23:00  15分ずつ休憩 (超早食い)
24:00 おむつ交換、点滴交換、ナースコール対応 血糖測定
1:00 休憩1時間30分ずつ 仮眠 
2:00 点滴交換、体位変換、おむつ交換、不穏患者対応、緊急入院1-2件
3:00 やっと椅子に座って記録 機材のカウント、体温計の本数確認、業務日報作成、申し送り簿作成
4:00 点滴交換、体位変換、おむつ交換
5:00 トイレ誘導、ナースコール対応、おむつ交換、点滴交換
6:00  バイタルサイン測定、点滴交換、手術室・透析室出棟準備、採血12人、おむつ交換、体重測定
8:00 食事配膳、食事介助、ナースコール対応、トイレ誘導 
9:00 手術室・透析室出棟、外来まで送迎、採血提出、器材の清掃依頼、カルテを事務へ送る、検体提出、ナースコール対応、ドクターからの指示確認
申し送り、食後薬配薬
11:00(定時は9:30)座って看護記録
13:00 退勤



ざっとですが、夜に休息する時間を使い、命を削ってお給料となっているのが夜勤です。
夜間は心臓が止まったり、息が止まったりするなど急変が起きたり、せん妄と言って意識障害が起き、点滴棒を振り回したり点滴を針を抜いたり、混乱して看護師を殴るなどの暴力行為があったりと、対応することが多々ありで予定通りにスケジュールが動いたことはありません。

そのため、再度スケジュールの組みなおし、優先順位をたてる、夜勤メンバーとのコミュニケーションなど、脳みそフル回転で20時間以上働いていました。私はこの勤務内容に耐えられず、退職してしまいましたが、夜勤をすることでの将来的な健康被害もあり、妊娠、出産を控える若い女性には過酷なデメリットが多いです

今は夜勤をやっていないので、自律神経の乱れが治り、よく眠れ、過食が収まり、1日の活力がみなぎるような感覚です。
少しでも体調に変化があったり、しんどいなと思うことがあれば、まだ大丈夫と自分の気持ちを無視しないで、働き方を考える必要があると思います。働き方を変えたほうがいいかも?と思えたときが吉日。相談できる人を探したり見つけていくことをおすすめします!



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