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選手にとっては最初で最後の日本

昨年ニューヨークから来日したフォーダム大学のバレーボールチームが
こんな嬉しい投稿をしてくれていました。

“今シーズン最高の思い出は、日本で行った竹林!”

なんと!!!!
寝る前に見た不意打ちの投稿に驚き、嬉しくて寝付けませんでした。笑

シーズン開幕前にチームボンディングの海外遠征として日本を選んでくれたこのチーム。
帰国後にシーズンが開幕し、そこから何ヶ月もたち、「一番の思い出は?」の質問に対して日本のことを出してくれるなんて、感激です。

どのチームも思い出に残っていますが、このチームで受けた印象もまた特別でした。

まず、遠征中に誕生日を迎える選手が3人もいました。
それを知った私は試合中に近くのケーキ屋まで走り、サプライズの準備をしました笑
千里金蘭大学の子達にも協力してもらい、パーティーをしていただきました。
ありがとうございます🥺

嬉しそうで可愛い

大阪では大阪城・道頓堀観光、そして千里金蘭大学さんと試合

大阪城

京都では噂の竹林がある嵐山や伏見稲荷を観光、龍谷大学さんと試合

人が少ない隙に必死で撮影
龍大の体育館にて

このチームで大変だったのは食事のアレルギーを持っている選手がいたこと。
そしてヴィーガンの選手が3名いたこと。

この仕事のヨーロッパ遠征を担当しているスタッフも口を揃えて言いますが、ヴィーガンの選手が多いと食事はかなり大変。

本人たちと話し合いながら、何であれば食べられるのか、何がダメなのか手探りのツアーとなりました。

好評だったカツ定食

東京では駿台学園さん、日本大学さんと試合をしました。

日本大学さんとの試合前ウォーミングアップ中


フリーランスになって6年。
バレーボール以外にも、サッカーやテニスなど、様々な競技の日本遠征を受け入れてきました。

同じ場所に連れて行っても、チームによってそれぞれリアクションが違う!

このリアクションを感じることを大切にしています。

長くこの仕事をすると、“私にとっては数10チームの中の1チーム”なんて感覚になってしまいそうなことがあります。
そんな時はこの言葉を自分に言い聞かせています。

選手にとって、日本に来るのは最初で最後の大切な時間かもしれない。

ここでの良い思い出も、悪い思い出も、ずっと心の中で生き続けるかもしれない。
だとしたら、少しでも良い思い出を作ってあげたい。

まさか竹林が1番の思い出になるとは思っていなかったですが、
パッと出した答えが日本で過ごした思い出であるのなら
こんなに嬉しいことはないです。

浅草

彼女たちの人生が、これからも素晴らしいものでありますように!

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